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永遠の少年。
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- 2007/07/25(Wed) -
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*今年の夏フェスは結局、サマーソニックに行くことにしました。とは言っても、今回は2日目だけ。ほんとはもう今年はパスする気満々だったのですが、ショーン・レノンが出ると発表されて、やっと行く気が起きたっていう・・・。ショーンも11月にまた単独があるので、それでも良かったのですが、ショーン・レノンをビーチで観られるっていう違和感抜群、いや、ある意味小屋でなく、ビーチっていうシチュエーションも面白いかも、きっとこんなの今回しかないだろうしなっていう変な興味だけが引っ張ってる感じなんですけども。そんでもって、どうせならビーチでずっと佇んでようかなっていう恐ろしくローな気分だったりもして。・・・暑さに耐えられるかな?逆にものすごい悲惨な風雨だったりして(・・・笑えない。)。
とか言って、なんとなくタイムテーブルを見てみると、どうせ行くなら、これも観ようかな、あれも観ようかな、と欲がふつふつと沸いてくるのですが、密かに観たいなって思っていたモーターヘッドがいきなりショーンと被っていて、がっかり。60超えてもいまだに絶倫キャライメージのレミー閣下(しかも、自分の父親より年上だし。/驚)の凄まじいベースプレイを生きてるうちに一度くらいは生で拝んでおきたいと思ったのですけど、そもそもショーン・レノンを観たいと思ってる人が、モーターヘッドも観たいって思う人はたぶんほぼ皆無に近いわけで、タイムテーブル作ったヤツのバカ!!などとはそんなに思わないわけです。・・・でも、マニックスも被せるのはどうなのよ!とはちょっと思いました。っていうか、カサビアンより後じゃない?(とか言っていい?)あと何観るかなぁ・・・。フラテリズは前に観たから、今回はあんまりいいかなっていう風で、セカンド後の機会にしておきたい感じ。あとポリフォニック・スプリー、ホロウェイズ、ブライト・アイズかなぁ・・・でもメッセとビーチを1公演ごと往復って絶対無理だ・・・やっぱビーチでずっと佇むか。 行かないけど、1日目に目を移すと、やっぱ観たいと思えるのはグー・グー・ドールズ。グーズほどのバンドがなぜか昼間のたった40分しかもらえないってほんとひどい待遇だけどなぁ。単独でもやんないかなぁと期待するも、サマーソニック終わるとすぐロンドンのハマースミス・アポロ、Vフェスが待ってるので、まぁ、無理か、と。サマソニ前にUSツアー後1週間空きがあるけど、そこはきっと家族で短い休暇だろうから、この機会は多分無理。仕方ないので、豪雨のライブDVDを観て、我慢します。あと観たいと思うのは、マリンのトップバッターのピペッツっていう女の子3人組。めちゃくちゃ60年代テイストの「現代のロネッツ」。あと、ビートルズ前半って感じのロックスリー。それとモロ被りのOKGOももちろん観たいけど、こんなショーケースじゃなくて、やっぱフルショーで観たいなぁ。あとは、ダイナソーJr.とかトラヴィスとか・・・。そして、行くなら密かに是非観たいのが、中山うりっていう人で。この人、アコーディオン弾きながら歌うの。かなり新鮮な響き。しかも彼女は、元々はアコーディオン奏者じゃなくて、コンクールにも優勝してしまうくらいの腕前のトランペッターで。でもって、ミュージシャンで生計を立てているのかと思えば、美容師も兼業でやっているという、大変ユニークなキャリアの持ち主。この日の参加アクトで一番観てみたいのは彼女かも。 ま、こんな行かない日のことをだらだら書いても行かないので、ただ書くだけなんですけど。もし、こんな文章を読んで当日行くという人がいましたら、適当に参考にしてくださいまし。僕は、「行けば良いじゃん!」と良心的な周辺に囲まれながらも、維持張って仕事しておきます。 *なんか映画観たいと思って、ツタヤ行ったら、「悪魔とダニエル・ジョンストン」っていう映画が置いてあって、びっくりした。まさか置いてあるとは思いもしなかった。しかも、1本ならず、3本もあったっていうのが、ダニエル・ジョンストンという人の知名度を考えると衝撃。この郊外のツタヤに。やっぱ誰も借りてなかったけどね。 ダニエル・ジョンストンというシンガーソングライターがアメリカにいるんですよ。90年代のインディシーンではものすごく評価され、かなりカルト的に、特にそのシーンで活動するミュージシャンたちには絶大な支持をされた人です(ただメジャーの場ではまるで売れなかったけども。)。で、その映画はその人の半生を綴った記録映画なんです。ここで彼についての話をすると、とてつもなく膨大な量になってしまうので、もし興味があれば詳しくはここを読んでもらうとして。 彼は極端な狂気と才気を躁鬱状態で行き来する、多くの人間が組み上げたこの社会においては、ただ「とんでもない化け物」、「変わり者で厄介者」と称せられる人だと思うんだけど、実際の彼の本質的なことを言えば、突き抜けてナイーブで、一点の曇りもないピュアな心を持った人で。彼は、同じく決定的な挫折感と大きな否定を味わい、ベッドルームに引きこもっていってしまったブライアン・ウィルソンとよく比較される人なんですけど、ブライアンもそうなんだけど、あんなオジサンになっても、あんなに透き通った目の奥をいつまでも持った人はいないんじゃないでしょうか。彼が行ってきた数々の罪が一般的に到底受け入れられるものではなかったとしても、それが映画の中でずっと物語っていたのが、すごく印象的で。 特に初恋の人、ローリーとの間の件は切ない。はっきり言ってひたすら片想いなだけで、その状態といったら、ほとんどストーカー紛いな感じなんだけど、彼はそれも純粋に自分の絵や曲に込め続けてた。それも20年間もひたすら!それを「ダメな男」、「キモい男」として、ばっさり切り捨てるのは簡単だけど、どんな執着心の強い男でも、20年間も1人の女性について、「君は美しい。君は素晴らしい。」という曲を延々作り続けられないでしょ。普通ならどこかで見切りをつけて諦める。が、彼の場合、その後にちょっと気になる女性ができても、「君はローリーじゃない」っていう曲を作るんだから、もうその純粋さは神がかり的。 で、これは映画中ではなく、ボーナス映像の一コマなんだけど、映画祭の試写の場に、ローリーが何十年ぶりかにダニエルの前に現れたんですよね(彼女はもう旦那さんとは離婚していた。)。20年間も自分についての歌を作り続けていたという事実を素直に喜びながらも、自分を過大評価されすぎた様に思えて照れて、また何となく時々戸惑う仕草もある彼女をよそに、ダニエルはもう死んでもいいっていうくらい喜び、運命の人を何度も抱きしめる。もう絶対放したくないって。・・・もうここまで来ると切な過ぎてね。それでも彼女には彼女の人生があるわけで、それを選ぶ権利を持ってるのはもちろんなんだけど、彼にとってはただひたすら純粋な気持ちだけしかないから。こうまでだと、肉親の再会並みに気持ちが深いんですよねぇ、なんだか。 この映画のすごいとこは、膨大な彼の記録映像。元々、彼は学生の頃から何でも録音テープや8ミリ映像などで録っておく人で(お母さんのお説教まで!)、こうしたものって後追いで作ったものではなかなかリアルに表現できるものではないから、そこがやっぱ圧巻。適当にプリクラ撮って集めたり、携帯カメラに写真を収めるのとはわけが違う。それは自らの信念を全部映し出しているかのようだった。 *仙台銘菓の「萩の月」を買ってきてもらった。っていうか、買ってきてくれと無理にせがんだわけですが。大好きなんです、萩の月。誰か仙台に行く人がいたら、買ってきてもらうとずっとチャンスを狙ってたくらいですから。 ものすごく久しぶりに食べたけど、改めて絶賛の嵐でしたね。これを越えるお菓子ってないんじゃないかって思う。あの濃厚なカスタードの味わいは他ではないものだし。それをまた柔らかいカステラでふんわり包み込む・・・。マーベラスで、アンビリーバボーなお菓子です。・・・仙台だけずりーよなー、ちくしょー。 |
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