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美的センスから生まれる豊かさ。
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- 2007/03/30(Fri) -
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![]() Centuries Before Love And War - Stars Of Track And Field オレゴン州ポートランド出身の3人組のデビュー作。バンド名は、スコットランド・グラスゴーのバンド、ベル・アンド・セバスチャンの初期の名作「If You're Feeling Sinister(邦題:天使のため息)」の1曲目のタイトルから引用されたもの。 バンド構成に見るギター、ベース、ドラムというトリオバンドの域を超えて、レディオヘッドの様なエレクトロニカ的手法を用いつつ、シューゲイザーで見たような耽美なサウンドもまた印象的なこの音楽。繊細かつ、情感のこもったメロディ主導で、ぐっと場面を盛り上げ、味わいを引き立てていきます。 綺麗過ぎるジャケットの絵に引き込まれたのも手伝って、このアルバムは手に取ってみたようなものだけど、中身の方も叙情的かつドリーミーで、一点の曇りも無く、ひたすら美しい響きを持った作品。聴いてると、どんどんその世界に引き込まれていき、そのうち1音1音が聴き逃せないようになっていって。そして、脳内の世界が刺激的に広がっていくような。 音楽には程好く心地の良いテンションの高さがあって、聴く側も神経が集中できて、余計な雑念が入り込む余地もあまり無くて、リラックスした形でその音と対峙できる感じが魅力的。ある意味、シガーロスとかを聴いてる時のリラックス感覚に近いかも。ほんと1つ1つの音が自分の気持ちの深いとこまでどんどん落ちていって、綺麗に響き渡っていき、そして癒していく感じで・・・。 生身の人間の日常生活の中では、こうしたどこまでも綺麗に見せてしまうような美的センスってどこかすごく遠くて、非日常的な世界にしか思えないようなとこもあるんだけど、それに触れた時ってやっぱすごくはっとなるし、またそれを聴き続けると、どこかすごく豊かにしてくれるとこもあって、そう考えると、こういう音楽がその時々でもたらしてくれるものはとても有意義というか・・・すごく好きなんですよね。 |
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美の深化。
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- 2007/03/27(Tue) -
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![]() Eat, Sleep, Repeat - Copeland 随分時が経って今さらなのだけど、昨年の秋にリリースされていたフロリダの4人組の3作目。 このバンドは、そもそもあんまり無理には音を詰め込まず、シンプルな音の成り立ちから立体的で奥行きのある音像とそこから生まれる美しさを求めていってるとこが、一連のゴージャスなピアノエモバンドとは一線を画し、またそれがこのバンドの大きな持ち味だったわけだけど、この3作目ではそれはさらに深化し、伸び伸びと深遠なる美しい世界を表現している。 これまでのものと比べると、より安直なギターロック的な表現は控えているのが印象的。また良い作品を作っていこうとする音楽表現者としての拘りからか、楽曲ごとに楽器の音色の使い分けの意識も以前より高くなって、そのパターンがずっと増しているのがよくわかる。そして、これまでになかったストリングスやホーン、メロトロンなんかも時には使ったりして、彩りを加えている 彼ら独特のメランコリックなメロディとゆったりとした感じのオーガニックな流れの中で、豊潤でアダルトなムードを演出。うっとり良い感じで、聴いててとても心地良い。トーンは暗いけど、サウンドの美しさと一緒に、味わい深い温かさと優しさが強くあって、それはいつも大きく聴き手を包み込むようで、その1つ1つの場面が胸を打っていく。 全然派手さのない作品だけども、こういう作品を聴いてると、ちょっとセカセカしすぎた感覚とかギスギスした感覚とかが取れていくようで、気分的にすごくリラックスして落ち着きますね。特にアルバムタイトルのように、生活が単調になりすぎて、心に潤いがなくなってる時は、これを聴くといいかもしれません(笑)。 |
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コントロールが利かない。
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- 2007/03/24(Sat) -
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*僕の部屋って何にもないんですよ。ほんとに。ドア開けるでしょ?そこにある家具はベッドのみ。他にあるとすれば、積み上がってるCDと雑誌の山。タンスは、押入れの中に入ってるんです。押入れの中板(っていうのかな?)は取っ払っちゃって、タンスごと押入れの中に収納されている、という。本は全く読まない人なので、自分の部屋に本棚というものは存在しません・・・全く恥ずかしながら。
刑務所か収容所じゃないんだから、というほんとにベッドだけの部屋なので(苦笑)、そこにいるのはほんと寝る時のみで、明らかにそこは自分の生活圏ではなく、家にいる時はリヴィングにいることがほとんど。パソコンは便宜上、自分の部屋にはなくて、リヴィング脇の部屋の隅に置かさせてもらっていています。 元々自分の部屋には、机もテレビもオーディオコンポもあったのですが、全て老朽化が進み(笑)、全部表に出してしまったら、残ったのはベッドだけになってしまった、という感じなのです。それってある意味、かなり贅沢といえば贅沢なんだけど、それではあまりに寂しいので、居心地を良くするべく、何かテーブルと椅子でも買ってこうようかな、と思ったこともありましたが、実行にはまだ至っておらず、いまだ単に「寝るためだけの部屋」に落ち着いてしまっているという・・・。 しかし、最近、異変が起きました。弟が新しい液晶テレビを買ったらしく、古くなっていらなくなったテレビを運んで持って帰ってきたのです。で、その行き先が、僕の部屋になったのです。昔は、自分の部屋に自分専用のテレビがあるっていうのは憧れで、自分でわざわざ喜び勇んで買ってきたりしたものですが、今やそういう贅沢な憧れもなくなり、「別になくても困らないもの」へ一気に評価を落してしまいました。それはやっぱ、パソコンがあるから、というのも大きな一因でしょう。仮にテレビはこの家から全部なくなっても多分別に平気だけど(実際、半年くらい全くテレビのない生活をしたこともあって、それも思ってたよりほとんど苦にならなかった。)、パソコンはなくなったら、きっと今すぐにでも銀行に行って、そのまま買いに行くと思う。かかっても、多分1週間もかからない(笑)。 まぁ、とにかく、テレビが来たので、一応、取説を読みながら、観られるようにしたのですが、どうも弟はテレビのリモコンを持って帰ってくるのを忘れたらしく、まぁ、それでももらい物だから文句は言うまいと思っていたら、そのテレビ、何気に粋なやつで、FMが聴けるということが説明書に書いてあったんですね。おおー!すげーじゃん!ラジオが聴けるんだ!テレビアンテナに繋がってるから、これすごいクリアな音で聴けるんじゃないの!?とようやく初めてこのブラックボックスに興奮しながら、本体の手元でごそごそ操作するも、どうしたらそれが聴けるのかわからず。改めて説明書を熟読すると、どうもリモコンにテレビとFMを切り替えるボタンがあるらしく、それは本体にはついてないってことで、本体の操作では聴けないらしいです。かなりがっかりしました・・・普通の人はそんなとこでがっかりはしないと思うけど(笑)。 テレビがやってきて1週間ぐらいになるけど、まだ2回くらいしかつけてません(苦笑)。 *前にも少し書きましたが、ほんと3、4、5月ってリリースラッシュですよ。びっくりするくらい、ワンサカ出ますね。後々その辺は順次ここでも追っていくつもりですが、こんなに待ってるのが楽しいのも久しぶりかも。 今は、ファウンテンズ・オブ・ウェインがもう数日で出るってとこで、もはや興奮はレッドゾーン突入。HMVのページでは、すでに30秒試聴が始まっていますが、全くハズレなしっていうのがたった30秒の間でもわかるっていうのがすごい。 ここんとこ、不思議とUKの新人バンドが個人的にツボを突くバンドがちらほらいるんですよね。僕があえてUKの新人が・・・というのもかなり珍しいんだけど(笑)。今、すごく気になってるのが、あと1週間もすればアルバムがリリースされるホロウェイズ。もう1つは、5月にアルバムが出るマムラというバンド。両方とも良い感じ。 *ナップスターでしばらく色々検索にかけていたら、まさかないよねっていうものが普通にあったりすることも多く、なーんだ、250万曲ってやっぱりそれだけあるってことなんだ、みたいなのがわかって、意外に使えることが段々わかってきた。 これによって、自分でCDを買うのが減るっていう自体は今のとこはなさそうだけど(苦笑)、家にいながらにして、まるでいつも大きな図書館にでもいるかのような感じで、この膨大な音楽ライブラリをフルで好き勝手に扱えるようになったのは、やっぱりこれまでの常識を根底から覆して、革命的と言えるほど衝撃的なものだと思う。それを少しずつ実感してきた。 仮にものすごく生活に余裕がなくなって、CDというものを全く買えなくなったとしても、生活の中で音楽を聴くということにおいては、これでそれほどストレスなく満たせる、といっても過言ではなく、その利用価値を考えると、月1260円なんてほとんど大した問題じゃないように思えてくる。普通に考えたらやっぱ、これまで1枚12,3曲を2500円で音楽を聴くことをモノにしていたとこを、およそ20万枚250万曲でたった1260円だと考えると、自分がアホらしくなってしまうほどその規模の違いは明らか・・・うん、そうなんだよね。 そんな感じで、ナップスターへの評価が使ってるうちに段々良い方向へ変わってきました。ただ、携帯プレーヤーに落してまで聴こうとは、まだ思わないですね。そこに利用価値を求めてなくて、その辺の価値観は変わらないままです。 *ああ良いなぁ、サンタモニカ。またあそこで寝っ転がりたいよ。 |
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インディギターポップだった時代。
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- 2007/03/22(Thu) -
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![]() Big Surprise - The Elms アメリカ・インディアナ州の4人組バンドが2001年に出していたデビュー作。現在の彼らは、昨年、メジャーに出世して、メジャーデビュー作となる通算3作目をリリースしている模様。 昔、学生時代の頃には後追いな音楽を聴いていたことも多くあってか、中古盤を扱ったお店に行っては頻繁に安上がりな買い物をしていたこともあったのだけど、ここ数年、ほとんどそういうこともなくなって、オンラインなり、CD屋さんなりで、普通に新品を買うのが当たり前な日々なわけですが。 このアルバムも普通にインターネット通販で買おうとしたんですけど、待てど暮らせど、入荷の知らせが来ない。自分の手元で聴けるのを楽しみにしながら、1か月以上待ったでしょうか。しかし、届かず。サイトの表示されているように、10日くらい待っていればいいと思っていたのですが。こういうことはたまにあることで、何せもう6年もの前のインディレーベルから出ている作品、在庫自体、ないのでしょう。そういう状況にあたった時は、他を当たるか、そのまま諦めるか、という選択肢しかありません。でも、僕はそんなに根気がないほうなので(笑)、大体この時、後者を取るわけです。その労力はもっと可能性のある方へ回された方がスマートだとも思うので。 ただ、今回の作品についてはかなり珍しく諦めが悪くて、どうにかして聴きたいなぁと思ってて。内容が良さそうだったから、これをそのままパスしてしまうには惜しすぎるなぁ、と。そこで何気なくオークションで検索をかけたら、たまたま良いタイミングだったのか、運良く中古のものがあったのですよ・・・良い時代ですねぇ。オークションなんて今まで使ったことなかったけど、背に腹は変えられぬといったとこで、人生初オークションで、ドキドキしながらも見事競り勝ちまして。競争率1倍だったのですが(爆笑)。値段も現価格の75%引きといったとこで大分得した感じで、結果的には良かったです。 それはともかく。このアルバム、やっぱり良かったですねぇ。メロディ、ボーカルハーモニーがばっちりの、見事な90年代型ギターポップ/パワーポップで。日本人受けも良さそうな音楽です。ホーンも時折ご機嫌な感じに鳴ってたりしてて、この手のものが好きな人には聴いててかなり安心。アメリカのバンドなのに、UKっぽい翳りがほんのりあったりが新鮮で、また時にはただポップなだけでなくて、叙情的なメロディを使ったりして聞かせにはいったりする曲もあったりするのも良い感じ。捨て曲もなく、一気に聴けるのが素敵。当時の感覚でも間違いなくすごく好きそうなアルバムを、何で普通に聴き逃してしてきちゃったのかなぁ、と不思議になってしまうほどのツボのハマり具合。 このまま2作目、3作目ときれいに成長しているのかと思いきや、今はこの頃の音楽とはかなり違う感じの音楽をやっていて、聴いてもわかる通り、ものすごく骨太の、ブルージーなロックンロールバンドへと変身。ストロークス以降の、現代的なバンドに変化した感じ?よって、どうやら甘いテイストのギターポップとは決別してしまったよう。確かに今の方がロックバンドとしてはカッコいいかもしれない・・・ただ、ドラムの人の色んな意味で重量感が増したことと、こういう音楽へと変化したこととの相関関係が果たしてあるのか、というのは気になるかも(嫌な気づき方。)。 |
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円熟のスウェーデンピアノポップ。
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- 2007/03/20(Tue) -
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![]() Low Season Combo - Low Season Combo スウェーデン・ベクショーという小さな町から生まれた5人組ロックバンドの1作目。 アルバムのライナーによると、元々このバンドは10年以上も前、「ワゴン」という名の4人組のロックバンドで活動していたらしく、地元のインディレーベルと契約も結び、さらにはメジャーレーベルへの移籍も実現していたそうなのだけど、レコーディング途中でそのメジャーレーベルが倒産してしまったらしく、そんな悲しい出来事もありつつ、メンバーチェンジを繰り返したり、バンド名を変えたりしながら、今のようなバンドが出来上がったのだそう。非常に長い下積み時代を経験しているバンドのようです。 まぁ、久々にスウェーデンからのバンドなわけですが・・・いやー、聴いててほんとに気持ちが良い。最初ちょっと聴いた感じは、同じく職人気質的ピアノポップロックなアメリカのバンド、ジャックズ・マネキン(まぁ、ソロプロジェクトだけど。)なんかになんとなく少しダブらせられるところもあったけど、北方からやってきたような純粋無垢な透明感に、天性とも思える凄まじい強度を持った甘いメロディとこの甘酸っぱい感じはさすがスウェーデン。グサグサきます。そして、さらにはじっくり聴かせるような高い叙情性を持った楽曲も印象的に配置されており、全くもって恐れ入り奉りました、という作品の内容。 聴く前はありがちにもフックのあるメロディを多用しながらこってり甘く行きつつも、全体的にはもっとあっさりした感じの3分間クッキングな作風だと思ってたけど、聴いてみたら実はかなり重厚で凝った作りだったのが良い意味で印象的。楽曲の尺もこの手の音楽にしては少し長めに取られており、その中でかなり練りに練り上げた様が窺えます。バンドの音楽への愛情と執念、そこから導かれていった拘りのようなものが終始音楽の節々から溢れていました。決して麗しいピアノだけが作品を支配するのではなく、ロックバンドとしての機能も十分に生かされていて、バンド全体で音楽を彼らの納得する高みにまで持っていってる感じで。この感じとこのまとまり具合、きっとバンド内のメンバー同士のコミュニケーションもかなり取れているんでしょう。なんとなくそんな一体感のある感じも見受けられました。 自主制作で、全部自分たちで作り上げていって、これだけのものを作るんだから、後は外に打って出て、良いディールを獲得できたら言うことないですよね。前述のジャックズ・マネキンやら、ピアノエモだの、ビューティフル・エモだの言ってるこの時代、良いマネージャーがいれば、それも結構あっさりのような気も。若くはないけど。 |
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聴き心地の良い現代の70年代ロック。
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- 2007/03/18(Sun) -
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![]() Feeling The Fall - The Village Green 英国の偉大なるバンド、キンクスの名作から名づけられたと思われるアメリカ・ポートランドの4人組のデビュー作。 すごく聴き心地の良い安心印な、今に聴く正統派70年代ロックアルバム。ビートルズ以降の60年代的なハーモニーの聴き心地の良さもあって、それはアルバムをより聴き当たりを良いものにしている。聴いてる感じ、この間大いに話題を振りまいたジェットのセカンドの感覚に少し近いかも。昔のロックンロールを今の時代にもってきて、ハーモニーのつけた歌謡メロディとかで聴きやすい感じにしてる感じ、その感覚が似てる。ただジェットが一部売りにしてるようなガレージ感覚でガンガン突っ込んでいく感じはなくて、グラムロックぽかったり・・・あとなんだろうねぇ、ストーンズっぽい曲もあるし、なんかリラックスした感じのロックンロール。 音楽自体も好きだけれど、加えてなんか聴いてて安心するし、ほっとできるんですよね、このアルバムは。昨今の音楽シーンの流れの速さなど無縁で、ただ「古き良きもの」に対して真っ直ぐな目線とその感覚で捉えて、それを自分らの音楽にしてる感じで。マイペースで良い感じ。適度に馴染みの良いポップな感覚も持ってるし、音楽自体、そんなに強くひねってなくて、決してマニアックでもないから、聴き慣れた感じで受け入れやすい。メロディセンス自体も良い。 鮮烈のデビュー作!っていう風に刺激的な感じになってないのは惜しいけど、こういうバンドが今後、引きの強さとともに、もう1つ突き抜けて化けてくれたら、すごく面白いことになるんだろうなぁ、って思うけど、どうかな。 |
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旅行欲上昇。
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- 2007/03/15(Thu) -
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今年のサマーソニックの第一弾が発表となり、そのリストを見ると・・・・まだ発表の序盤だし、ここでとやかく言うのもなんだけど、まぁですね、もしやハズレの年かなって(笑)。
いや、良いんです、別に。1回だけ都合上行けませんでしたが、それ以外は第1回目から毎回欠かさず行ってて、どんな出演バンドリストになろうが、まず行くことありきなので、そういうのも含めて楽しむのもフェスティバルですから。 ただ、8回目くらいになると、今までの満足以上に、そろそろもっと他の刺激も欲しくなるのも事実で、別にあえて毎年同じことをしなくても何か違うことをするのもありかなぁという、何か容易なる気持ちのブレのようなものが少しあるんですよね。 今年はついに苗場の山に登っちゃおうか、とか(笑)。今の時点では、フジの圧勝ですので。今までは圧勝だろうが、サマソニだったわけだけど。まぁ、その辺のことは自分以外にも、いつも一緒に来てる友達も巻き込んでのことなんで、今年も年中行事のサマソニだ!と構えてるとこに、突然思いついたかのようにフジ行くわー、来る?っていうのもねぇ?その辺は少し相談が必要。 あとは、もう人の沸き返るロックフェス自体大変だから、どっかぴょーんと旅行に行っちゃおうかっていうのもアリかなぁ、と(笑)。最近、旅行行った、旅行行きたい話が多くて、ちょっと旅行欲が増幅中なんですよね。 最近も、仕事でたまたまガイジンさんと少しやり取りすることがあって(たまにね。)、突然英語で聞かれたので、軽く返したら、「君は英語の発音がすごく良いね!」とやけに絶賛されまして(そんなに褒めるなよー。ちょっと話せばすぐボロは出るわよ。/苦笑)。「バンクーバーに住んでたことがあるので。」と言うと、ノリノリで「いついたの?どのくらいいたの?」と聞き返され、「2年くらい前です。1年くらいですかね。」と答えると、「また戻りたいでしょ?ね?」と言われ。答えに困るっていう(苦笑)。・・・はい、旅行欲の高まる原因の代表的な1つ(笑)。 最近見た映画で、ニューヨークを舞台にした映画「小さな恋のものがたり」が、そこの観光協会とグルなんじゃないかと思うほど、あまりにきれいにニューヨークの街並みを撮ってて、また再び行って歩き回りたい欲が増進・・・・はい、旅行欲の高まる原因リストの2つ目(笑)。 ミューズのライブでもご一緒した我らが団長様は(笑)、会ったその時に「もう少ししたら、シアトルに旅行に行こうと思ってるんですよねぇ。」みたいな話になり。「その時なら飛行機代も下がるらしいし、休暇でももらって行こうかな、と。」と言うではありませんか。おー、シアトルね、どうせ近かったんだから、あの時も行っとけば良かったねって話で。休暇をもらって旅行!・・・なんて美しい響き(爆笑)。はい、旅行欲の高まる原因リストの3つ目(笑)。 「あたし、温泉とかに行きたいんですよねぇ、最近。」。おお、良いね、良いね、国内も良いね!ひなびた温泉旅館でゆっくり・・・はい、旅行欲の高まる原因リストの4つ目(笑)。 猛烈スポーツ観戦好きの彼。過去には好意にしてるプロ野球チームのために、自らもあらゆるとこに遠征。今は忙しくて、そんな暇もないらしいが?色んなとこに行ったら行ったで、さぞかし色んなものを食していることでしょうねぇ。その中で一番おいしかったものは何?「そうですねぇ・・・・北海道に行った時に食べた(函館だっけな?)、ウニイクラ丼ですかねぇ。あれはすごかったですよ。」・・・はい、旅行欲の高まる原因リストの5つ目(笑)。 ・・・ってな感じで、旅行良いですね。しかし、旅行というのは大掛かりなものです。どうせなら誰かと行きたいものです。特に海外なら、宿泊に関しては費用が部屋1ついくらの計算だから、帯同者が多い方が良いわけで。それ以前に一人旅は散々やったから、今度は誰かとやっぱ行きたいし。大の大人同士、また大掛かりなだけにスケジュール合わせるのが大変そうなんですけど・・・(苦笑)。 つまりですね、何が言いたいかと申せば、確かにすごい人たちを呼んでて、すごくがんばってるんだけど、個人的にはどこかズレてるから、もう少しサマソニがんばれ、と(オチ)。 |
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あっけにとられた。
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- 2007/03/14(Wed) -
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全然知らなかったけど。
ローリングストーン誌日本版創刊。 ![]() 今日、本屋さんに寄ったけどなぁ、全然気づかなかった。 なかったのかな。 ヘビメタ雑誌「Burrn!!」を手に取り、ランディ・ローズを懐かしがり、前にも触れたバズのコラムがついに終わって、新しいものに変わってたのに驚いて、置いて、立ち去った、みたいな。 創刊に当たっての売り言葉。 「アメリカ発!!音楽、ファッション、カルチャー、ジャーナリズム、読むこと自体がカッコいい!20代からのエモ−ショナル・マガジン」 「創刊号!!ロックファッション不滅アイコン」 読むこと自体がカッコいい・・・だ、大丈夫か?このコンセプト(苦笑)。 日本のロックファンは日本人的ロックジャーナリズム視点てんこ盛りの文字まみれの文芸誌からの恩恵を受け続けて、超真面目なんだぞ? 大丈夫か?こんなチャラくて・・・ボブ・ディランが泣かないか?キースがまた木から落ちないか? まだ読んでないから、何とも言えないけど。 実は雑誌にある少し本分から外れた記事って結構好きなんですけどね。必ず雑誌という読み物にはあるじゃないですか。音楽誌でも、雑誌の最後の方にある本とか映画とかスポーツとかのコラム。新聞の芸能欄みたいなやつ。焼肉の後のデザートみたいなやつ(笑)。 ・・・それとは違うか(笑)。 あ、「ヘビメタさん」とか、「ロック・フジヤマ」みたいな音楽ネタのバラエティ番組も好きですよ。 ・・・それとも違うか。 まぁ、いいや。 表紙をカート・コバーンにして、20世紀最後のレジェンドを10年以上経った今でも盛り上げるっていう手法は今じゃもういい加減見飽きた感があるけれど、アメリカの一流老舗音楽雑誌「ローリングストーン」と名乗る以上、どんな中身なのか、ちょっと気になるとこ。そこをあえて買って読んでみるのも一興か。売り言葉から察するに、ロック雑誌というより、カルチャー誌として読めば、意外に楽しいかも。 ほら、「ハードロックカフェ」に行くからって、ハードロックがずっと流れるわけじゃないじゃん? っていうか、そもそもあそこカフェじゃなくて、レストランじゃん? ・・・それも違うか。 580円だそうです。 そういえば、コンビニでも売ってる「STADIO VOICE」という雑誌の特集記事「アンチロック」っていうやつは興味本位でこの間読んだけど、自分が読む記事じゃないと悟ったほど、すんごい濃いロックな記事だったなぁ(苦笑)。 ![]() |
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今まで観た中でベスト。
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- 2007/03/12(Mon) -
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Muse (Opening Act: The Fratellis) @ Tokyo International Forum
ミューズとフラテリズのライブに行ってきました。そもそも行こうと思ってなかったんだけど(っていうか、早速売切れてしまったし。)、ここによく来てくれているシュナさんが都合上来れなくなり、チケットを譲ってくれて行くことになりました(その無念たるや、お察しいたします。)。ソールドアウトになったプラチナチケットということもあるし、ここは代わりの派遣のレポーターとして、しっかりレポートさせていただきます。 まずミューズの前にオープニングアクトに抜擢されたフラテリズ。このブログでも紹介しましたように、スコットランド・グラスゴーで生まれた3人組バンド、去年から英国では、赤マル急上昇中の超人気バンドでして、日本でも耳の早い人はデビュー作を聴いて、もう中毒症状の患者が続出、最近、やっと日本盤も出まして、一気に広げていきたいとこでの公演でございます。 ところが、あまりに人気者な彼ら、非常にタイトなスケジュールでひたすら公演を繰り返した結果、ドラマーが故障してしまい、そのままやって来たミューズツアー前々日の単独公演がドラマーを抜いた形のアコースティックセットに。そして、ミューズとのツアーが始まり、東京3連発の2日目ではボーカルが潰れ、ショウ自体をキャンセルする羽目に。果たして3日目の公演は行われるのか、といったとこでの本日、なんとかフルセットでの30分間のショウをこなしてくれました。思ったよりラフな演奏ではありましたが、それでも持ち味であるアタックの強い、通常より突っ走った演奏でいて、時には即興部分も加えるような意欲も見せて、オーディエンスからはなかなかの反応をもらっていました。 ただ、これは音楽の性質上の問題でもあると思うけど、彼らのようなそんなに距離感を求めない、人同士の密接度の欲しい音楽(・・・だと僕は思うんだけど。)にとって、5000人以上も収容する座席付の大ホールでのショウというのは空間があまりにも大きく、さらにはオープニングアクトという環境もあり、本来ならば、もっとポップに痛快にガンガン突き抜けて、バンバン上昇気流に乗っていくはずが、なんとなくじわじわその場を暖めながら、和やかにライブが進行していってしまうムードになってしまったのは、オーディエンスにそれほど強い印象を与えなかったかな、と。特に、今回が初見ということもあってか、いきなりこんな広いとこではなく、もっとずっと小さな箱で、距離感なく、よりタイトな演奏が観られたらもっと良かっただろうなぁ、というそんな、ないものねだりな感想がそのままこのライブの印象になってしまってるのが惜しいというか、違和感というか。・・・なんか随分残念な書き方をしちゃってるけど、とりあえず、今度はもっとコンディション万端でまた来日して欲しいです。もっとじっくり観てみたい。 さて、メインのミューズ。僕は、ミューズを観るのは4回目です。思えば、前3回は全然シチュエーションの違う形のライブでした。前作「Absolution」ツアーでのベイNKホール、その同じ年に観た500、600人くらいのカナダでの小さな箱でのライブ(チケット代も1500円くらいだったよー。/苦笑)、そして、昨年のサマーソニックの万単位収容のスタジアムでのライブ。この3回のうちで一番ベストだったのは、NKホールでのアリーナクラスのライブでした。今回のライブは、それと同じくアリーナクラスで単独ということで、徹頭徹尾ミューズな大世界が堪能できるということで、かなり期待は大きかった。 で、実際始まると、初っ端からもう凄かった。凄すぎて、圧倒されっぱなし、バンバンしびれるあの感覚がまた舞い降りてきた。このライブを端的に説明するなら、「エフェクトてんこ盛り祭の超絶スペクタクルロックオペラ」といったとこ・・・どう?この馬鹿馬鹿しいくらい大風呂敷な表現。でも、ミューズのライブはまさにそれ。 本来、ライブといえば、「生演奏における楽曲の再現」がとりあえずの至上命題となるわけだけど、ミューズのライブで感嘆とさせられるのは・・・大体ライブを観る前など、リスナーはアルバムの音再現だから、オリジナル音源をしてこんな感じでライブが演奏されるものだろう、とある程度の感覚を持って望むものだけど、あのミューズは、あの3人は、その感覚を圧倒的に凌駕した、徹底して全く隙のない形で、こちらに表現、提供してくるのです。 演奏されるサウンド、ボーカルの歌声に至るまで全てに過剰なまでのエフェクトがかかったそうした音響効果の中、ものすごいでっかい世界観をあまりにタイトな演奏力でぶっ放してくるわけだけど、すごいと思うのは、それらの混沌とした音全てを緻密にコントロールしてるとこで、生でもスタジオ録音以上に研ぎ澄まされた感覚をオーディエンスにぶつけてくるのです。そして演奏の中で生まれる高い緊張感にはこちらも息を呑み、そしてそのでっかい、強烈なインパクトを持つ世界の中においてはあまりにちっちゃい我々はずるずると引き込まれ、飲み込まれていくという形。最早、観ている人たちみながひれ伏し、崇め奉らなければならない領域。彼らのライブ後の感想で多くの人が、「宇宙的だ。」とか、「彼らは神だ。」と思わず書いてしまうのは、それゆえなのです。 そして大きなステージ全部の空間をを生かした映像と照明で、エンターテイメント色豊かな視覚効果を演出。なぜ彼らのライブで、こういう大きなアリーナでの暗がりの中でのライブが最も適していると個人的に言えるかというと、この部分もかなり大きく、ライブをより印象付けるものになっているから。 アンコール2回含めて、なんと23曲も演奏したこのライブ。「オゲンキデスカ?」などの問いかけはあったものの、MCらしいMCもほとんどなく、ぶっ続けで2時間たっぷり、もうお腹いっぱいのライブで、不満の声など全くなかったでしょう。新譜からも11曲中1曲を除いて全部やってたしね。一番良いと思ってたNKホールのライブを軽くあっという間に超えるものだったし。やはり「ミューズを超えるのはミューズのみ」か。 また、この国際フォーラム、以前にも観たことがあるけど(「Euphoria」の時のデフ・レパード。/笑)、相変わらず、驚くほど音がものすごく良くて、施設自体も広くてものすごく綺麗で、係員の人たちはみんなスーツ、カフェなんかも用意されてて、ものすごく居心地の良いホールで。ホールで観るならこのホールが一番良いな。あんまりこういうでかい会場で観る機会もないんだけど。 Setlist 1. Take A Bow 2. Hysteria 3. Map Of The Problematique 4. Butterflies & Hurricanes 5. Assassin 6. Sing For Absolution 7. Citizen Erased 8. Hoodoo 9. Apocalypse Please 10. Feeling Good 11. Sunburn 12. Starlight 13. Time Is Running Out 14. New Born 15. Forced In 16. Bliss ----------------------------- 17. Solder's Poem 18. Invincible 19. Supermassive Blackhole 20. Stockholm Syndrome ----------------------------- 21. City Of Delusion 22. Plug In Baby 23. Knights Of Cydonia (リンク先では、去年のレディングフェスを中心にライブ映像が観られます。ステージも似ているとこもあり、疑似体験できるかも。) |
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透明感のある歌心を持ったオージーバンド。
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- 2007/03/11(Sun) -
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![]() Casino Twilight Dogs - Youth Group オーストラリア・シドニー出身の4人組の3作目。 このバンドのこともあまり知らないので、オフィシャルのバイオを参考に書くと、結成は98年。2000年にデビュー作を発表。その後のバンド活動は順風万端とは行かなかったようだが、2004年に出したセカンドアルバム「Skelton Jar」で、メディアから高評価を受け、少しずつ状況が好転しだし、同じ年の暮れには、LAにあるあのエピタフ・レコードからのオファーで契約を結び、アメリカとヨーロッパでのアルバムリリースが実現した。その後のアメリカと英国でのツアーでは、シアトルのバンド、デス・キャブ・フォー・キューティーのサポートに付いたそう。 このバンドを気に入ったらしいデスキャブのギタリスト、クリス・ワラは、シリーズ化もされているアメリカの人気テレビドラマ「The O.C.」の音楽を担当するディレクターに、アルバム「Skelton Jar」を紹介し、アルバムからのシングル「Shadowland」が劇中で流されることに。さらには、バンドは、ドイツのシンセポップグループのアルファヴィルが80年代にヒットを放った「Forever Young」のカバーをレコーディングし、それもまた後のドラマ「the O.C.」の良い場面で流れたらしく、評判が拡大。 本国オーストラリアでは、そのドラマのCMで「Forever Young」が流れるようになり、それを追うようにラジオでも頻繁にかかるようになって、その結果、昨年の4月の1週目のナショナルシングルチャートの1位に輝き、プラチナディスクに。 そんなビッグヒットを放った同曲を含めたアルバムが今回紹介するこのアルバム。 この作品を聴いた後、デスキャブがサポートしてるっていうことを知って、やっぱりね、とは思ったけど、近年のデスキャブが持つ透明感のあるサウンドと歌心に近いインディ音楽で、聴いた感じ、かなり似てる。しかし、その透明感とともに、聴いてて音楽との密接さを感じるデスキャブに対して、オーストラリアのバンドである彼らの歌と音楽は、輝きに満ちたインディポップな曲も交えながら、ゆったりしてて、スケール感が圧倒的に大きい部分もあって、大陸的であり、広い大地から遠くに歌を放つ感じがあって。そういう意味では、U2とかコールドプレイとかのスケールに近いようなとこもあるような気がする。 オーストラリアって、日本でもいくつか名の知れたバンドがいるけども、この手のバンドをそこから聴くことはなかったので、すごく新鮮でした。また、ものすごくクオリティの高い作品で、こんな良い作品を聴くこともなかなかなくて、手放しで絶賛したくなってしまうアルバム。ほんと心が洗われるようなアルバムっていうのかな。聴いてると、こんなに美しいものがこの地球上にあるんだなっていう音楽に思えて、彼らが歌ってることとは全然関係ないけど、なんか地球環境とか考えたくなっちゃいそうな・・・意味不明かもしれないけど、そんな様子なのです(変な感想・・・。/笑)。 |
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返さなくていいレンタル屋のCD。
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- 2007/03/09(Fri) -
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最近ね、ついにナップスターに加入してしまったんですよ。
ナップスターといえば、元はといえば音楽版ファイル共有ソフトで、ユーザー同士のファイル交換により、「タダで音楽が聴ける」ということで世界的に大流行になった。リスナーにとっては悪しきコピーコントロールCDが生まれたのも、このことから端を発しているといっていい。著作権無視のこのサービスは、結局、全米レコード協会から提訴され、当たり前のように司法の場で大敗北を喫したナップスターはサービス停止に。それが数年前の話。 しかし、今から3年以上も前、ナップスターは法にきちんと準じた音楽配信サービスを開始。日本でも、昨年の秋、タワーレコードとタッグを組んで、ナップスタージャパンを設立して、音楽配信サービスを提供。1280円を払えば、1ヶ月間250万曲を聴きたい放題という風になったのである。1980円を払えば、いたるとこダウンロードも可能。 タワーレコードと組んでるだけあって、洋楽には強いという話があったので、どんなもんかと気にはなっていたのだけど、供給過剰と思いつつも、自分のいち音楽ファンとしての飽くなき欲望をさらに満たすべく、ついに悪魔のような決断を下してしまったのです(笑)・・・・まぁ、とりあえず1ヶ月だけね。 250万曲は自分のものとなった世界は、実際中を探ってみると、実は個人的にはまだまだ物足りないものだったのだけど、それでもやっぱ良い作品は落ちてるもので。今、これを打ちながら、アルバムリーフというバンドの昨年出たアルバムを聴いてるんだけど、やばいくらい良いです。さっきは名曲の多いくるりのベスト盤聴いて、やっぱ良くて、現物が欲しくなっちゃったっていう。 結局現物が欲しくなっちゃうのだなぁ・・・・単に欲しいものが増えるだけじゃないかっていう(苦笑)。 感覚的には、CDを返さなくていいレンタル屋さん? Rには焼けないけど、1ヶ月借りられる、みたいな。 ナップスターのプレーヤーをダウンロードだけならタダで、それで色々検索しながら、30秒試聴がいつもより良い音で聴けるので、それを試すのも一興。正直、邦楽はまだレコード会社の協力が不十分なのか、全然期待しないほうがいいかも。売りにしてる洋楽の方も、個人的に思うに、全然まだまだだけど・・・もっと時間が経てば、どんどんカタログが埋まっていくのかな? ちなみにワイルドハーツはないです(えー!)。ジェリーフィッシュもなくて、TFCはなぜかおいしい真ん中の3枚がなくて、ウィーザーは最初の2枚がなくて・・・(おいおい)。「Pet Sounds」はないですが、ブライアンの「Smile」はあります。ジャニーズばりに管理の厳しいビートルズはなくて、ものすごく商売っ気のあるキッスは全部揃ってます(笑)。 <追記>すいません、ワイルドハーツありました。最初アルバムと最近のアルバムにライブ盤が。ジンジャーのソロは2枚ともあった。 |
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ビートルズ寄りなジャック・ジョンソン風。
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- 2007/03/07(Wed) -
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![]() Brand New By Tomorrow - Money Mark アメリカ・ミシガン州出身のキーボード・プレーヤーよる5作目ソロ。 この人のバイオグラフィーは全然知らないので、ちょっと調べてみると、非常にユニーク。ハワイアンと日本人のハーフの父とシカゴ出身のアメリカ人の母の間に生まれた彼は、大学卒業後、修繕屋(Handyman)の仕事をやっていたのだそう。ただ、10代の頃から大の音楽好きで、ジョン・ケージ(「偶然性の音楽」で知られるアメリカの現代音楽家。)などの影響もあって、自分で作曲し、適当な機材を使って宅録に没頭していたりしていたとか。そしてその後、音楽プロデューサーチームであるダスト・ブラザーズの制作チームに参加。大工と二足の草鞋状態に。 彼のキャリアの転換点になったのは、カリフォルニアにあるビースティ・ボーイズが所有する家屋の修理の仕事をしていた時、ビースティ・ボーイズのメンバーと仲良くなり、92年には発表した彼らの3作目「Check Your Head」に参加にしたこと。以降、「Ill Communication」「Hello Nasty」と参加し、彼らの「4人目のメンバー」として、知られるようになる。 95年にはソロデビュー。98年に発表されたセカンドアルバム「Push The Button」では、ポップ、ロック、ソウル、ファンク、ヒップホップなどの多様なジャンルを詰め込んだエレクトリック音楽で、高い評価と支持を得たそう。昨年秋には、以前から親交のあったジャック・ジョンソンのレーベルと契約。このアルバムはそこからからの1作目。ジャックとレーベルメイトのGラブがこのアルバムに参加している。 ビンテージな機材をうまく使って、ファンキーにして、レトロかつローファイな感覚を大事にしていたというオルガン奏者兼サウンド・クリエイターの彼が今回のアルバムで示したものは、温かみがあって、ゆったりとしたアコースティックサウンド。あのほのぼのとしたサーフミュージックを世間に知らしめたジャック・ジョンソンの世界に歩み寄った感じの作風。 たまたま見つけた作品だけど、これが良いんです。緩くて、リラックスしながら聴けて、しかも、聴いた感じ、ビートルズぽかったりするから、親しみやすさが倍増。優しくのんびり流れるメロディと歌はうっすら乾いてて、切なく、穏やかで、独特なロマンチックなムードがあったり。だから、ジャック・ジョンソンっぽい感じなんだけど、キーボード・プレーヤーなだけあって、アコースティックギターの弾き語りだけでなく、鍵盤が効果的に使われてて、そこがまた良かったり。 11曲全部2分か3分台で、のんびりしながらも、さくっと聴けるとこも良い。 |
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翳りと美しいピアノが心を和ませる。
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- 2007/03/04(Sun) -
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![]() Beautiful Lie - Ed Harcourt ロンドンのシンガー・ソングライターの4作目。 この人はスナッグのベーシストだった人。スナッグは90年代後半に英国から出てきたウィーザー直系のパワーポップバンドで、出ている2作のうち、特にファーストはパワーポップファンなら必携の傑作だった(セカンドも当たり前のように良作)。1年目のサマーソニックではセカンドステージに出てて、すごく良いライブだったことが今でも良い思い出として残ってる(すごく暑かったのも覚えてるけど。/苦笑)。 残念ながらバンドはあっけなく解散してしまったが、すぐさまエドはソロへ転身し、ミニアルバム作品をリリースし、その翌年、2001年には、ファーストフルレンスアルバムをリリースし、そこでいきなり大きな評判を得ることになる。内容はバンドでやっていた元気なパワーポップとは全く異なる、翳りのあるソロ作品だったが、それは英国マーキュリー・アワードにノミネートされちゃうほど評価を得たのである。 僕はあのカナダのハウィー・ベックの作品で、エドが絡んでたことで、「あのスナッグにいたベーシストがソロで音楽活動してたの!?」っていうことを知って、とても驚いたのだけど、その時点ではもうとっくにメジャーで立派にソロキャリアを築いていて、彼の作品を聴き始めたのだけど。 現時点で彼の最新作がこれ。 内容はピアノによる弾き語りを中心に据えた、時にゴージャスで、時に儚げなSSW作品なのだけど、ストリングスやホーンなども絡んで、まるで映画のサントラのような感じ。とてもアーティスティックなセンスが光る1枚で、そこで映し出される翳りの強い情景描写と彼の感情的なボーカルスタイルは上手く聴き手を感化し、とても印象的なものに。一人で聴きながら思わず浸ってしまう。 あんまり外で聴くような音楽ではないのは確か。室内でなんとなくフォトブックをゆっくりめくりながら眺めていくような感じで、アルバムはマイペースに、スローに進んでいく。綺麗に場面が曲から曲へと移り変わって、その流れの中でこちらも色んな感情が行きかいながらも、鳴らされる親しみやすいメロディと深みのあるサウンドによって落ち着き、そして安心を得ていく感じで、つまるとこ、それは癒しに向かっていく。全体的に暗い部分も多い割には聴き終わった後の後味も良く、重くもならず、そんな感じがとても良い。 こんな音楽、生で聴いてみたいものですね。弾き語ってもらいたい。 |
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こういうのには滅法弱いですな。
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- 2007/03/03(Sat) -
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![]() Nice and Nicely Done / The Spinto Band 一昨年にはリリースされていたアメリカ東海岸デラウェアからの6人組のデビュー作。日本盤が昨年リリースされ、その同じ年のフジロックにも出ていた。 メディアのレビューで比べられてるのは、ペイブメント、ヨ・ラ・テンゴ、フレーミング・リップスのようなインディポップバンド。こういうキラキラしたアメリカのインディポップ音楽にはほんとめっぽう弱いです。これはほんとに良いアルバム。ボーカルはヘロヘロで、音楽もちょっとサイケで捻じ曲がり気味、メジャー級にものすごく多くの人が好きになるとも思えないけど、このあたりがストライクの人には、やっぱり聴けばものすごく気持ちが和んで、落ち着いてしまうし、またこのアルバム自体、11曲35分でさっさと終わってしまうので、何度も聴いちゃって、中毒になっちゃうっていう感じで。スルメ作品だし、終始夢見心地で、この世界はハマっちゃうと逃れられない。とてもポップな上に、主旋律がしっかりしてるので、すぐに一緒に鼻歌でなぞってしまいたくなる感じも良い。 |
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