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国を超えた美的音楽世界を打ち出すSSW。
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- 2005/09/29(Thu) -
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![]() Nashville - Josh Rouse (スタジオライブ) アメリカの南東部テネシー州ナッシュヴィルをベースに、地道なミュージシャン活動を繰り広げてきたSSW、ジョッシュ・ロウズ(ほんとのことは言えば、発音はほとんど「ラス」に近いようです。)の5枚目の作品。プロデューサーは前作に続き、ギターポップ界でもお馴染みの、同郷人ブラッド・ジョーンズ。 彼はアメリカ中部のネブラスカ生まれで、学生時代は家族の事情もあって、アメリカの西部を転々としていたようです。ギターは彼の叔父さんからニール・ヤングの曲などを通して教えてもらったのだそうで、作曲を始めたのは18歳の頃から。 大学を終えた後に、アリゾナやサウスダコタへ行き、そこにあるミュージックシーンに接しているうちに、何人かのミュージシャンたちと出会い、その人たちの協力を元に、ナッシュヴィル近くの自宅でレコーディング。それが1998年のデビュー作リリースに発展。リリース元はスローリバーというインディレーベル。 現在はライコに所属し、98年以来、5枚もの作品を積み重ねています。これまでの作品、「Dressed Up Like Nebraska」や「Home」、彼の生まれ年の「1972」、そして今回の「Nashville」などのように彼がいた環境や起源に基づいたアルバムタイトルが多くて、それがいかにも身辺近くの感じとノスタルジックぽくも感じさせるSSWっぽくて、聴く前から第一印象はなんだか良い感じ。 世間的にはいまだ大きなヒットには恵まれていませんが、現在は本国よりもヨーロッパでの受けの方が良いらしく、チャートにもランクインとしているということもあって、今はヨーロッパの方での活動の方が中心のようです。 やっぱタイトルからも通じて察することができる「アメリカ」というキーワードが妙に印象的で、聴く前まではやはり、ものすごくアメリカンなのかなぁ、とか、大らかな感じでカントリー色も濃かったりするのかなぁ、とか、切なく日常を歌いながらも、「アメリカ」を意識していたデヴィッド・ミードの「Indiana」も頭の中をよぎったりもして(同じナッシュヴィルで録られたものだし、あのアルバムの1曲目はまさにその「Nashville」だしね。)、色々想像を膨らませていたのだけど、聴いたら、これがまた意外な結果で。 彼の声と繊細でポップな音世界とが見事マッチしているシングル曲「Winter in the hamptons」を最初に聴いたら、問答無用ですぐに気に入ってしまって。当たり前だけど、こういう音楽なら、アメリカよりむしろヨーロッパで受けているっていうのも納得。北欧的透明感すら感じさせます。 カントリーっぽいレイドバックした雰囲気がありながらも、スチールギターや鍵盤などが演出する柔らかい音の数々と、彼のボーカルを中心に滲み出る独特の深みとしなやかさが音楽全体を包み込み、切なくも透明感のある音楽世界観を作り出しているのです。もちろん、彼がアメリカ人であることも打ち出しながら、彼自体の美的センスはアメリカ音楽を超えた、普遍的で美しい独自の音楽世界観として持っていて、そこに魅力の力点が置かれてるようで、個人的にも好印象な感じです。あんまりアメリカ!って出されちゃうと引いちゃうから。(笑) アルバム全体を通じて終始流れる優しいメロディと音の響きの良さに癒され、そこに乗っている彼の歌は、10代の頃にあるような、ありふれた日常の中にあるほろ苦くも甘酸っぱさがあり、どこか懐かしい匂いを感じつつも、とても親近感を得やすく、お互いで共有していきやすい感じがします。 デヴィッド・ミードの「Indiana」と同じくらい好きなアルバムになってしまいました。 |
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困った時のオバチャン頼み!?
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- 2005/09/28(Wed) -
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どこでどういう巡り合わせで、この偏りまくったブログを見つけ出すのか(笑)、ある意味、インターネットの面白さはそこにあるのですが、中には通りすがるだけでなく、ブックマークもしていただいてる方がいるようで、感謝の意味も込めて、一度もしたことがないけど、トラックバックなんぞをしてみようかな、と。(トラックバックなんて後にも先にも絶対することはないと思ってたけどね。/笑)
その前に、そのトラックバック記事に関連したちょっとした話題を添付。 去年はカナダにずっといたので、話には聞くけど、実際は日本でどれほどのものになっているのか、全く実感することができない日本のブームがいくつかあって、その代表的なものがコリアンブームだったり、お笑いブームだったりするのですが、もう一つあるのが、細木数子の占いブームでした。ズバリ言うわよ!?のアレですね。おさるがモンキッキーなどというワケのわからん名前に改名させられたりして、全くそのノリが読めない僕はただただ苦笑いでしたが。 日本に帰ってきて会った女友達が、いきなりまぁ、細木信者でして、「今年は大殺界だから、今年は良い異性との出会いを期待しないで、大人しくして、来年が来るのを待つ。」と言う有様で、そこで影響力は絶大なんだな、と実感。そんな殊勝な態度とは裏腹に、肩肘張った感じで、結婚願望がやたら強い彼女なんですが、別に待ってなくても、今年でも自然と良い巡り合わせがあれば、今年でも良くない?・・・みたいな。そんな風に思っては駄目ですかね?地獄に落ちますかね?(笑) ああいう人に人気が集まるということは、よほど何か悩んで困ってるか、嫌なことばかりが自分に起きるという人が世の中にいっぱいいるんだなー、とかって客観的に外側から思っちゃったりもするんですが、重い軽い問わず、誰しもがみんな悩みは持ってますし、世知辛い世の中でもありますからね、ズバリ言ってしまう占いに頼ってみたくなる気持ちもわかります。何年か一度はテレビ上でも占いブームにもなったりしますもんね。 2、3度、テレビのチャンネルを回してて、その噂のオバチャンの番組を観たことがあるのですけど・・・なるほどねー、勢いあるわ、このオバチャン。死語になってる流行語を使うとすれば、オバタリアンパワー炸裂の上に、自分が言ってることに全く迷いがなく、本職の占い師からあんなに語気を強めて言われてしまえば、「笑うセールスマン」のように、ピカッ!ドーン!ってやられてしまう人が続出なのもなんだか納得。 僕はきちんとした占いを受けたことがないし、占いなんて、俗に言う「当たるも八卦、当たらぬも八卦」って思ってて、そういうものに接するのもほんとに遊びで一喜一憂するくらいのものですから、基本的には彼女の占いに対しても、信じるも信じないもないのですが(まぁ、そういう人が大多数なはず。)、あの番組、そうした単なる占いの結果の良し悪しとかよりも、職業柄たくさんの人と接して、そこで鍛え、年もそれなりに重ねてきたこのオバチャンからの苦言として、結構良いことを言うな、というのは観てていくつかあって、それがこのオバチャンの好かれる魅力、ブームの秘訣なのかな?とかも思ったりして。 ただ、そうした彼女が言ってることは、墓参りとかお祈りとかそういう宗教的な部分を除けば、別に特別なことは言ってなくて、結構、至極当然でシンプルなことが多かったりするんですよね。感謝する気持ちを忘れない、笑顔を忘れない、と言うようなことから。僕が知る限り。でも、不安で悩んでるから、自分で勝手にあれこれ考えて、事をより複雑にさせてしまうというありがちな傾向があるわけだけど、悩みへの回答なんて、本来そんなものなのかも。 今回、トラックバックさせていただくブログさんでは、この細木さんの六星占術で占ってくれるサイトを紹介してます。・・・ということで、前置きが長くなりましたが、そこに便乗してみたいと思います。 僕は土星人+でした。 *性格は、孤独な世界に住む理想主義者。不器用で融通の利かない唯我独尊タイプ。実利より名誉。独創的。 (確かに超がつくほど不器用だし、融通もそんなには利かないわ。そして、外との軋轢を、音楽を聴いて解消し、孤独な世界に浸ってる???僕に似たようなキャラクターにはほとんど会ったことがないし、他から見れば、ある意味独創的かもしれないけど、自分ではわからないな。) *恋愛・セックスは、肉体より頭で感じるタイプ・・・ていうか、つまるところ、むっつりスケベ(爆笑)。世間の秩序を重んじる保守的な性向。元々セックスには興味津々のくせして、遊びでセックスするのはタブー。 (確かに遊びでは嫌だ。ロクなことがないような気がするから。あとは自分の理性に委ねる。/笑) *結婚・家庭は家庭重視で、家庭が唯一の救い(笑)。子供好き。結婚運はそこそこ。 (どの占いやっても、家庭重視って出ますね。円満家庭への憧れは強いかも・・・でも、大体みんな少なからずそう望んでると思うけど。将来、良い親になれるかわからないけど、子供と遊ぶ時は同レベルで本気で遊びますよ。子供だけが楽しんで、大人の自分が損するのは嫌ですから。) *才能・進路・適正 独創性を活かし「一匹狼」で勝負。電子工学系のエンジニア、天文学者、航海士や船舶の設計士、カメラマン、広告デザイナーのような一匹狼的色彩の濃い職業、プログラマー、陶芸家、翻訳家、童話作家などの分野も精神活動的な仕事が向いてる。 (芸術などに全く縁のない僕は芸術家タイプみたいな占い結果が多くて、そんなに協調性がないですか?ってよく思ってたりするんだけど(笑)、前どっかで、一芸に秀でるタイプだから、そこを追及した方が良い、的な結果が出て、当の僕はそれが今もって何なのかわからない、みたいなのもありました。/苦笑) ちなみに、僕も前述の彼女と同じく、今年は大殺界らしいです。しかも今年始まったばかりで、あと2年は色々我慢しなきゃいけないらしく。それと、宿命大殺界もとっくに始まってるそうです。20年くらい我慢しなきゃいけないらしいです。・・・我慢だらけじゃないですか(苦笑)。あんまり親切じゃないですね、この占い。 |
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秋ですねぇ。
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- 2005/09/24(Sat) -
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*デヴィッド・ミードのオフィシャルサイトでは、「Video Of The Week」というページで、毎週1曲ずつ、ライブの模様がアップされているのですが、今週は「Ordinary life」という曲がアップされてます。とても良い曲である上に、よりわかりやすく、親しみやすい感じの曲なので、オススメです。
・・・それにしても、こんな感じで、自分の家で演奏されたら、シビレすぎて死んでしまうかも(笑)。 *90年代の前半、暗いながらも、素晴らしく美しいシューゲイザーサウンドを展開していたスローダイブ。こちらで、ライブブート音源とPVを視聴できます。彼らはライドやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインと同じくクリエーション・レーベルに所属していたバンドだったためか、日本のファンからはその2バンドと一緒に「シューゲイザー御三家」という括りで扱われているようです。ベスト盤もありますので、興味のある方はどうぞ。季節柄、聴いてて、より綺麗に聴こえるんではないですかね。*そういえば、クリエーションバンドのベスト盤と言えば、この間もチラッと触れたBMXバンディッツのベスト盤。このアルバムはクリエーション期の3枚のアルバムのみからのベスト盤なんだけど、改めて彼らの曲を聴くと、ほんとに良い曲多いんだよねぇ。このメロディセンスと曲の和み方は彼らならではで、さすが。持ってるオリジナルアルバムも聴き返さなきゃ。 グラスゴーのインディシーンを支えているダグラス・スチュワート率いるこのバンドは、80年代から同郷のティーンエイジ・ファンクラブと兄弟バンド的な存在で、TFCのノーマンなんかもこのバンドに曲を書いたりしてるし、今、TFCでドラムを叩いてるフランシス・マクドナルドは、TFCのオリジナルドラマーでありながら、このバンドのソングライター兼ドラマーでもありました(最近、他にかかりっきりになってしまったせいで、バンディッツを脱退してしまったんだけどね。)。 ビーチボーイズへの憧れが強いバンドで、それが強く出てる曲が多いことがこのバンドの特徴かな。肩に力が全く入らない上、終始フックのあるポップなメロディが主体で曲が進んでいく感じが良いです。そして「I wanna fall in love」などのようなキラーチューンがまたたまらなく・・・。(この曲のメインで歌ってるのがまた、レーベルの受付嬢だった素人さんっていう。/笑) *わりと最近見始めたすごく好きなブログ。このシンプルさとシュールさを持った笑いは個人的にかなりツボ。なんか良いんだよねぇ(笑)。ブログタイトルもなんとなく脱力感があって良いです。 |
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みんなでうたおうZ。
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- 2005/09/21(Wed) -
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「Sakusaku」には、週に1回くらいのペースで、ご当地ソングのような自作の曲を発表するコーナーがあるのですが、それをこちらで数曲聴けます。しかも、歌ってる間に流れる映像のキャプチャー画像付。今後もアップされ続けていくでしょう。
神奈川・海老名市在住だったご意見番が亡くなって捧げられた「海老名のうた」(亡くなった後の最初の週に収録された曲で、カエラちゃんは泣きながら歌ってます。)、人文字を利用した「ヴィンセントのテーマ」、ゲストにプレゼントされた縦笛を生かした山梨・笛吹市の「笛吹のうた」、ヴィンセントから黒幕(声のみの板)にチェンジする時に使われるヘビメタソング「黒幕登場のテーマ」、オレンジレンジを模したらしい「多摩のうた」(っていうか、キンクスの初期の名曲「All Day And All Night」のギターリフを明らかに拝借してる。/笑)、ゲストとセッションしたブギーソング「ケイタクのテーマ」、ブルーハーツの「リンダリンダ」のような曲構造で、疾走しまくるパンクソング東京・吉祥寺の「吉祥寺のうた」があります。 演奏や歌はそれなりですが(笑)、意外に良い曲を作ってくるんですよね。あからさまにパクってる曲も結構あるんだけど、ただ歌って楽しむだけの遊び要素が強いため、それもご愛嬌。サクサカー(番組のへヴィウォッチャーのこと)の間ではCDリリースを望んでる人も多い。(著作権的にどうかな。/笑) これで番組に漂うぬるい感じとローカルっぽさが伝わると思います。毎日のように流れる「黒幕登場のテーマ」は、思わず「I x T x A!(板!)」と一緒に言ってしまいそうになります。 |
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残骸整理。
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- 2005/09/17(Sat) -
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集中力散漫な僕はいつも大体2つか3つ並行で書いてることが多くて、そういうことをやってると、ほったらかしにしてあったやつが必ずその残骸として残ってるんですよね。いきなりスレイヤーに触れましたが、あれはこっちに帰ってきたわりと直後に書いていて、完全にアップするタイミングを逸してしまったものでして。もう文書ファイルの中がぐじゃぐじゃしてきたので上げました。
今回もその1つ。浸ろう会もので、オリジナル再結成して11月に日本にやって来るモトリー・クルー編です。これはまだ向こうにいた時に書いていたもので、2枚組ベスト盤が出た時、たまたま店頭で見かけて、37曲2枚組なのにもかかわらず、14.5%の税金入れても1500円程度という破格の安さと、懐かしさに誘われて、衝動買いしちゃったことに端を発します。・・・なんかトミー万歳!みたいな文章になっちゃってますね。 モトリー・クルーのオリジナルドラマーであるトミー・リーは、私生活でもスキャンダラスな話題は数知れず、公然ワイセツも当たり前の「High energy, Low IQ」を地で行くようなキャラでして(他のメンバーもそれに並ぶほどの個性揃いだけど。)、最近じゃ、そのイメージを逆手にとって、普通に大学に学生として通うというリアルTV番組に出ちゃうような有様で(笑)。彼のドラマーとしての魅力もそうですが、そういう彼のキャラクターもはっちゃけてて良いですよね。 余談だけど、このテレビ番組の話、元々ジャーニーのスティーブ・ペリーにしようとしたら、速攻向こうに断られたんだそうで、それでその後トミーに話が振られ、その時すでに40もとうに超えたオジさんトミーは聞いて固まったらしいんだけど、その後、「Dude, can I live in the chicks' dorm?(なぁ、俺は女子寮には入れるのか?)」と聞き返したそう。・・・完璧だ、間違いなくハマり役!と番組製作者は思ったに違いない・・・たぶんね(笑)。それ以外だと、もうAC/DCのアンガス・ヤングにあのスクールルックのまま小学校に通ってもらう、くらいしか方法は考えられないし(爆笑)。 彼の学生生活をよく知りたい人はこちら。そこでアップされてるビデオを色々観てたら、想像もつかない映像にもう腹がよじれるほど大爆笑でした。久々にこんなに笑ったなぁ。多分彼のことをよく知らなくても笑えます。見かけあからさまにロックスターのトミー・リーと、常識的に考えておよそ縁のなさそうな場面の数々ですから。必見。 「新しい食器代150ドル・・・寮生の新しい服代1200ドル・・・ロックスターのトイレ掃除・・・・プライスレス。」って、どっかでやってるカード会社のCMに使ってほしい(笑)。 これを上げたら少しはすっきりするな。 第6回 Motley Crue の巻。 洋楽のよの字も知らなかったウブな僕にモトリー・クルーを教えてくれたのは、例のハードロック家庭教師の紹介によるものなんですが(僕は学生時代あまりに頭が悪くて、心配した親が家庭教師という贅沢なものをお与えくださって、それが洋楽ハードロック好きだったという、火に油を注ぐ結果に。/笑)、まず誰もがやる間違いで、初めてバンドショットを見て、「いやいや、この人がドラムでしょう・・・・ミック・マーズっていう人が。」。彼を誰もギタリストだとは思わないでしょう。(失礼)個人的なモトリー・クルーとの思ひ出といって、まずいつも思い出してしまうのは、「Anarchy In The UK」の話。この曲は91年にリリースされた、バンド10年を祝うベスト盤「Decade Of Decadence」のために録音、収録された曲。僕がモトリー・クルーのアルバムで、一番最初に触れたアルバムです。このアルバムの裏側のショットを見て、ミック・マーズをドラムだと思ってたんですが。(笑)。 で、僕の高校の文化祭があった時に、校舎内の中庭で、学生バンドがこの曲を演奏していたのです。おおー!モトリー・クルーだ!とか一人で勝手に盛り上がってたんですけど(笑)。おわかりだと思いますが、その「Anarchy In The UK」っていうのは、彼らがプレイする10年以上も前から存在していた有名なセックス・ピストルズの代表曲です。・・・が、当時の僕は洋楽などほとんど知りませんでしたから、セックス・ピストルズというのが何者かも知らないし、そんな有名曲であることも知らず。その本当のことを知るのはそれから随分しばらく後だったはずです。当然、僕が初めて買ったヴァン・ヘイレンのファーストに入ってる「You really Got Me」もこれまた超有名なキンクスのカバーなどとは思っていませんでした。そのことでおおっぴらに恥をかいたことはなかったので良かったですけど、自分でわかった時はやっぱ恥ずかしいですよね。・・・まぁ、人はそうやって物を覚えていくもんです。 で、その10周年ベスト聴いた僕ですが、速い曲が好きだった僕らしく、ライブ収録されていた「Red hot」が大のお気に入りでした。あれが一番。彼らの初期の曲は、音は良くないけど、後のより硬派な感じでカッコ良かった。バンド中期の曲はそんなに好きじゃなかったな。キャッチーなのはわかるけど、なんだかちょっと頭が悪すぎな感じだしね(笑)。「Kick start my heart」は初耳でも魅力的だった。わかりやすい。それとやっぱ耳を引いたのはやはり「Dr. Feelgood」ですね。このキャッチーなギターリフはわかりやすいですよね。すぐ射抜かれてしまいます。前述のヴァン・ヘイレンの「You really got me」などと共に、ロックソングにおけるギターリフの役割をわかりやすく説いてくれた、当時の僕にとってはとても印象的な曲でした。 「Dr. Feelgood」とかその後の曲を聴いてると思うんだけど、やっぱトミー・リーって、時代を先取っていたドラマーだったと思いますね。後ノリなグルーヴ感も加えたドラム。このLAメタルを代表するバンドのこのドラムは、後にLAメタルブームをある意味ひっくり返してしまったメタリカのモンスターアルバムにも少なからず影響を与えていたと思って良いんじゃないかと思います。90年代のメタリカとモトリー・クルーとでは完全に明暗を分けますが、そこがまた興味深くもあり。 僕にとってのリアルタイム、94年当時のモトリーは、あのガチョウ声のヴィンスがすでにいなかったわけで。ずっと10年間、色々悪さもしつつも、交通事故もドラッグ問題も乗り越えて、同じメンバーでやってきて、ついには全米ナンバー1にも輝いたのにも関わらず、このバンドにもメンバー間に亀裂が入ったわけです。バンドの顔役が抜け、バンドも実験的な方向に向かおうとしたため、ヴィンス・ニールのヴの字も感じられない全く違ったタイプの歌い手さん、ジョン・コラビをバンドは迎え入れました。へ?誰それ?ってなもんです。 全米1位をかっさらって頂点に上り詰めてから、5年ぶりに出されたセルフタイトル作品の売れ行きは、それはそれは寂しいものでしたね。アルバムの中身も人って5年の間にこんなに変われるんだ?って思うくらいでしたよ。まぁ、5年も経ち、音楽シーンも様変わりしてしまい、このバンド自体も、時代を先取っていこうとする意欲的なバンドということもあって、こうなったのはそれを周りが批判する以前に、彼らにとっては必然だったのかもしれません。 一足先に出ていたヴィンスのソロアルバムの方は彼のイメージに沿った快作だったため、本家よりも圧倒的な支持を得ていましたが、もし、彼らがそれ以前までのキャリアやその大きな看板を抱えていなかったら、このアルバムももっと大きく評価されていたと思います。とても音楽的で、よく練られていて、内容の濃いものだったからね。特にシングルとなった「Hooligan’s holiday」なんかのドラムのかっこ良さはしびれました。さらに進化して、「Dr. Feelgood」の上をいったと思います。 その後も彼らのイバラ道は果てしなく続くわけです。結局、世間の風当たりが強かったのか、バンド内的にちぐはぐだったのか、新参者のジョン・コラビは1枚のアルバムのみで脱退し、仲間割れしていたヴィンス・ニールが戻って、オリジナルが復活。そして、天下を取った「Dr. Feelgood」以来、このメンバーでは8年ぶりに出た「Generation Swine」。しかし、オリジナルメンバーが戻ってきても、ヘアメタル路線にはならず、相変わらず音楽的なオルタナティブ路線を貫く姿勢は、ある意味、その前作より衝撃的だったかもしれない。「まぁ、ヴィンスもいなかったしね。」と、そこに諦念を置いていたファンにもその時ばかりは真っ向から認めざる負えない現実が襲ってきたわけです。 「Shout at the devil」のセルフカバーは原曲より明らかに良かったし(大体が、セルフカバーが原曲よりいいっていうのはほとんどありえないから、これは奇跡と言っていい。)、オープニングトラックの「Find yourself」は最初「なんじゃこりゃ?」と思ったけど、かっこ良かった曲だったし、アルバムタイトルトラックは、キャッチーですごく気持ちの良いテンポですごく好きでしたよ。トミーの持ち味であるドラムキックの気持ち良さが生かされてた。でも、アルバム全体ではそんなに魅力的なアルバムにはならなかったのが痛かったかな。 で、その後、メンバー間の仲違いから、ついにトミーが辞めちゃう。そして彼が愛聴していたヒップホップの世界へ。ドラマーだから、やっぱリズムの世界に興味があるんでしょうね。ぶっちゃけ、ヴィンスが抜けるよりショックがデカい。 僕がモトリーに付き合ってたのはここまで。その時はもうすでに型どおりのハードロックものはほとんど聴いてなかったしね。全盛期と全く被ってないからなのか、リアルタイムにその全盛期と全くイメージにそぐわない時間が長すぎたのか、思い入れという意味でもモロく、終わりも結構あっけない。 トミー・リー脱退後、バンドはオジー・オズボーンバンドなどで叩いてたランディ・カスティロが加入して、2000年に「New Tatoo」をリリースし、ツアー展開するものの、不幸にもランディは癌に犯され、若くして他界。 トミー復活待望論が高まる中、ついに彼らは再びオリジナル復活し、大々的なリユニオンツアーを去年から始めるわけです。 |
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ボンジョヴィ新譜開き。
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- 2005/09/16(Fri) -
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![]() たまたま見つけたので、アップしときます。 渋谷とかを歩いてると、よく広告を見る気がしますが、今CD屋さんに行くと、クラプトンやマッカートニー、ストーンズの新譜と並んでクローズアップされてるであろうボンジョヴィの新譜「Have a nice day」をこちらで全曲フル試聴することができます。・・・懐かしい(笑)。ボンジョヴィの曲、久々に聴いた。 前作は全然知らないんだけど・・・結構ハードだったんだっけ?(またいい加減なことを。)今回はアダルトオリエンテッドな部分もありつつ、万人向けな感じで、すごく聴きやすく、広く受け入れられそう。総じてキャッチーでわかりやすいし、印象的なメロディを持った良い曲が多い。 彼らを通してイメージするハードロックの枠組みを超えたパワーポップっぽい感じもよく出てて、そこに個人的にも親しみやすさがあります。それに、このアルバムのジャケのように、愛らしさもあったりして。ここまでのロックバンドサウンドでなければ、SSW系アルバムのような側面もある、と思ったりもするんだけど、そういう観点から見れば、例えば「Last man standing」みたいなあからさまなハードロックギターは要らない、とかって思うんだけど、それじゃロックなボンジョヴィファンは許さないか(笑)。 アルバム冒頭を聴いた時は、時折前々作「Crush」を思わせるようなとこもあったけど(トーキン・モジュレーターはもう看板楽器の一つ?)、あの頃のような変な力みがない分、その後の曲にもすっと流れていってる。アルバムの全体のバランスも明らかにこっちの方が良いし、久々に快作じゃない? ここ(右側のヘッドホンマークのとこです。)でボンジョヴィの往年のヒット曲等々を聴くことができます。ボンジョヴィ?ってピンと来ない人でも、聴けば、ああ!って思うんじゃないですかね。「Bed of roses」なんて何年ぶりに聴いたろ(笑)。 ちなみに、個人的にボンジョヴィの曲で1番好きな曲は「Hearts breaking even」かな。10年も前の曲だけど、今聴いても良い曲だと思うし、恥ずかしくもない。(笑) |
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気が向いたらたまにやる会。
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- 2005/09/13(Tue) -
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第5回 Slayerの巻。
いや、いきなりスレイヤーってどうなのよ、っていう突っ込みはさておき(笑)。たまたま聴いたからなんですよ。スレイヤーの「Reign In Blood」。 僕は今、ステレオコンポっていうやつを持ってないんですけど、父親がかわいがってるステレオっていうのがありまして、何でもスピーカーの位置とかを少し変えて、もっと良い音になったから聴いてみろ、って言うので、聴いてみたんですよ。最初は音が綺麗に鳴るものを聴いて、その音を堪能してたのですが、その後にたまたま見てたCD棚で、そのスレイヤーのアルバムを見つけてしまったのが運のつき。ステレオさんには普段の倍くらい、必要以上にがんばってもらいました、爆音で。あんまり良くないとは思ったけどさ。 メタル好きを自称するなら、一度は聴いておきたい不朽の名作のこの作品。このアルバムが気に入らなかったら、スレイヤーとは縁がなかったほうがいい、とまで言われた作品。 スレイヤーは82年に結成されたスラッシュメタルバンド。この頃からアメリカではスラッシュメタルバンドがごそごそ出てきていて、後に彼らはスラッシュメタル四天王の一角を担う存在になりました。(他、メタリカ、メガデス、アンスラックス。) スラッシュメタルというのは、ヘヴィメタルと、70年代パンクからさらにハードさを推し進めたハードコアとの融合だと言われ、特にリズムギターの速さが印象的な音楽ジャンル。(と同時に、必然的にドラムのスピードも速いわけだけど。) この四天王と呼ばれるバンドの中で最もスラッシュメタルという言葉を的確に表現していたと思われるのが、このスレイヤー。その速さに関しても、このスレイヤーはトップを行ってました。そして、速さをアルバムで体現したのが、この「Reign In Blood」でした。 あまりに速いので、アルバム1枚10曲29分という、スラッシュメタル史上、最速ラップで駆け抜けていきます。特にそのリズムの要を担うデイブ・ロンバードのドラム叩きの速さは圧巻で、今でこそ、さらなるハードさと速さをこなせるドラマーの名前は挙がりますけども、このアルバムが出た当時の86年という時代背景等を考えると、その衝撃たるや、想像もつかないほどのものだったでしょう。大体メタルのようなエクストリームミュージックを好むと、こうした極限に達したアルバムにも、その存在を知れば挑戦したくなるもの。僕も挑戦したわけですよ、若かりし頃。(笑) もう爆笑でしたね、あまりの凄さに。あまりに凄くて、笑いが出る。いくら覚悟してても、自分の常識を遥かに超えすぎてて、自分の許容量ではもはや収拾がつかないんです。爆笑して、降参するしかないです。興味本位だけで聴いてしまってすいません、未熟者がナメたマネをしましたって(笑)。 当時の僕なんかは、メロディのあるメタルの様式美に耳慣れ、好んでましたから、この速さに加え、曲中、強引にギターソロに突入して、メロディほぼ無視で取りあえずがーっと弾き倒す、という徹底した姿勢には、唖然とするしかなかったです。ジェットコースターです。速すぎて、スピード違反の切符も切れない。捕まらないようにもっと速く走ればいいだけ話、というその常識はずれな感覚は衝撃でした。 まぁ、それでそんなスレイヤー様のような無尽蔵のエネルギーもない僕は、スレイヤーはこの1枚っきりにして、そっとして置いてあげよう、ということで、その他は追わず、別の道を歩いてるわけですが。(笑) このバンドはその後も強靭なメタル美学を貫いてるバンドですよね。結局、四天王のうちの他の3バンドは90年代に入ってから、どれも変化を求めたり、試行錯誤していった中で、スレイヤーだけはあの超アグレッシブで豪快な、ある意味王道のメタル道を突き進んでいったわけだから、全く迷いがないというか、これしかできませんっていうか(笑)、恐るべし。 大体、まずギタリストのケリー・キングっていう名前だけでもう、偉そう、速そう、タフそう、の三拍子が揃ってる。何て言ったってキングですからね(笑)。それでいて、このルックス。こんなのが、黒塗りのでかいベンツに乗って、寄せられたらどうするよ?って。 彼らの過去の逸話も、とても彼ららしいものが多く、例えば、ドラマーのオーディションであるドラマーを試しに呼ぼうとしたら、そのドラマーの母親から「スレイヤーなんていう物騒なバンドに入るのは止めなさい。」と言われて、こっちが審査して断る前に、先方から断られた、とか(笑)、また、とある日のオーディエンスも交えたスタジオライブでは、スラッシュメタルに憧れ、アルバムにもその影響を露にしているメロコアバンドのSUM41に、本物のメタルというものを指導してやろうと、ゲストとして加勢し、本気を出してギターを弾きまくったら、周りは引き気味で明らかに浮きまくってしまったとか。(笑) ・・・ええ、これぞ極道・・・いや、メタル。メタルを貫くメタルキング。死ぬまでメタル。そんな彼らにも熱いファンはたくさんついて来てます。そして、後続のバンドにもその魂が伝承されていってます。今、世界を絶叫させてるシステム・オブ・ア・ダウンなんてスレイヤーがいなかったら、成り立ってないと思うしね。それくらい影響大ですよね。 今でもこのアルバムが好まれる理由を考えてみたんですけどね、やっぱさっきからずっと言ってる、この速さから得られるエクスタシーと、それから、ギターリフを中心にした構築美的な楽曲の緩急がしっかり刻み込まれているせいで、とっても癖になってしまう、ということでしょうか。その後のスラッシャーたちのバイブルとなるようなギターリフがこれでもかというほど組み込まれています。聴きだすと、結構止まらなくて、2回連続で聴いちゃったりして。で、しばらく、間を空けてると、また手に取ってしまう。 ・・・だから、ちょっとあの感動を人様の大事なステレオで聴いてみようかな?という気にもなるものです。(違) |
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良識的な回答。
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- 2005/09/10(Sat) -
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あまりに至極当然の回答で、一気に現実に引き戻された感じですな。どこかのプロレス界のような面白おかしな話はこの野球界では起こらなくて、ある意味ホッとしたというか、「もし、万が一・・・」という甘く刺激的な感覚は一瞬にして打ち砕かれた感じともいうか・・・まぁ、それで良い。マスコミ的には興醒めなんでしょうかね。
途中、長嶋さんの名前が出た時はさすがに、おっ!と思ったけど、結局は星野さんの律儀さと彼流の男気美学の方が圧倒的に勝ったわけだ。しかも、あまりにまんまの名答をこのタイミングでズバッと出す対応の良さにも彼の実直な姿を浮き彫りにしました。こういうとこが星野さんは好かれ、そして偉い。 ある意味盲目的とも思われた夢は儚くも散ったけど、これはもうポジティブにとても現実的な「敵将からの叱咤激励」とも受け取るべきで、監督になるべき人は普通に他にもいると思うし、最近は極度のアンバランスと少々長すぎる悪循環に見舞われているけども、メンバーと本来持つはずの能力を見れば、今マジックが点灯した阪神やそれを追う中日にも負けないほどの一流の野手が巨人にも揃っているわけで、そんなに悲観的になってしまうほど決して未来は暗いわけではないと思っております。きっかけをつかんで、上がり始めたら、結構一気だと思うんだけどね。もうハラワタは散々煮えくり返ってるわけですから(笑)、そうであって欲しいものですね。 |
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3つ。
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- 2005/09/09(Fri) -
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*まずライブ映像をひとつ。
ファブチャンネルより、カナダ・モントリオールのバンド、スターズのライブ映像。(29-08-2005より) あんまり演奏は上手くないんだけど(笑)、ストリングスやエレポップも入ったオーガニックで独特な世界観はとても心地が良いです。ひょうきんなボーカル&トランペッターさんがMCで不必要なまでにFワードを使いたがる姿勢がオーディエンスの笑いを誘っています。日本公演でもそうでしたが。(笑) アルバム「Set Yourself On Fire」からのセカンドシングルは「Reunion」のようです。ちなみにファーストシングルは「Ageless beauty」 *KCRWのスタジオライブより2つ。 ホワイトストライプス。兄妹の2人だけのバンド。ルーツミュージックテイストが強く、後ノリ感の強い極力シンプルなドラムとロバート・プラントを髣髴させるボーカルが特徴的。 ニュー・ポルノグラファーズ。カナダ・バンクーバー出身のギターポップバンド。知らぬ間に出てたって感じですけど、前作は評論化筋には随分受けが良く、有名音楽誌には年間アルバムリストにバンバン載ってたみたいで。日本での知名度はほんのごくごく一部ですが、それでも日本盤はこれ含めて3枚ともしっかり出てます。 |
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ビターでスウィートな大人のロックアルバム。
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- 2005/09/07(Wed) -
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![]() Every Kind Of Light - The Posies (ecard) 7年ぶり。ポウジーズが再結成し、新譜を出しました。まさか彼らのアルバムがまた聴けるとは思いませんでしたよ。 ポウジーズは、シアトルからちょい北のベリンガムの高校でバンドの中心であるケン・ストリングフェローとジョン・オウアが出会ったことがきっかけでできたバンドで、自主制作で作ったアルバムを手売りで売り始めたことを発端に、インディレーベルとの契約。その後、ゲフィン傘下のメジャーレーベルと契約に至り、90年にメジャーデビュー。デビュー作のプロデューサーはストーン・ローゼスや後のレディオヘッドなどの英国バンドをプロデュースしてきたことで有名なジョン・レッキーでした。 その後も2作品をメジャーから出していたのですが、当時はグランジ・オルタナブームで、彼らがその発祥の地であるシアトルのバンドということで、彼らがそういうタイプのバンドであれば風向きも良かったのかもしれませんが、グランジ・オルタナティブな匂いを漂わせながらも、基本はギターポップ・パワーポップのアプローチで、綺麗なハーモニーとメロディを奏でていたために、一部には受けが良く、根強いファンを得られても、当時のシーン全体から見ると、非常に微妙な立ち居地に置かされたバンドで、結局、大きくヒットすることもできなかったんですよね。 インディに戻って、98年に出した5枚目「Success」を最後にバンドは解散・・・と言いたいとこなんだけど、「プロジェクト」としてのポウジーズはその後もしばらく続行(ちょっと混乱するよね。)。2人だけのアコースティックライブアルバムや新曲EPなんかをポウジーズ名義で出してたりしてました。 これまでソロ活動等はあったのですが、ここ4年くらいはそのプロジェクト・ポウジーズ自体の音沙汰がなくなり、もうポウジーズはないのかな、と思ってたところに、このアルバムが突然出たのです。ビックリしましたね。去年からシアトルでレコーディングはしてたみたいです。 正直な話、そんなにこのアルバムを期待はしてなかったんですよ。というのも、メジャードロップ以降の作品って、良い曲は聴かせてくれるものの、作品として聴くと、どうも元気というか、覇気がないように思えたのです。覇気があれば、必然的に全体にも影響して、もっと説得力も増すものなんですが、どうもそこら辺が曖昧過ぎたんですよね。 その流れがここで変わるか、というのが、今回の作品を聴く上で重要な鍵でして、せっかく仕切り直しの再結成第一弾ですから、やっぱどっかんどっかん来ないとね、ということで。 で、アルバムを聴いてみたら、どうやらその不安は杞憂だったようです。7年ぶりに出たこの作品の意義というものをしっかり覗かせていました。 作風はメジャー期のものとも、その後のものとも違うもので、英国の香りを漂わせるビター&スウィートな大人のロックアルバム。まぁ、スーツを着た大人の、年相応でほんのり渋みもあるロックっていうんですかね。ささやかに装飾効果もありつつ、アルバム内での動と静も上手く使い分けられていて、ギターポップ的侘び寂感も演出。しかも、ポウジーズらしい美しくも明瞭な、決して甘くなり過ぎないポップメロディが乗っていて、ツボをしっかり押さえてるとこが良い。 決して後ろを振り向かず、前を見て、また新たなテイストを打ち出す姿は、メジャーにいた時の全盛期を超えるくらいの説得力を持ち、再び勢いも盛り返していて、これは正真正銘の彼らの復活の印、新しい顔、と言えそう。聴いていて、明るい先が見えてくるようで、久々に彼らに対して、わくわく興奮してまいりました。 |
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ラブリーなハイファイポップアルバム。
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- 2005/09/04(Sun) -
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![]() ![]() Hearts On Parade - American Hi-Fi(Myspace.com) アメリカン・ハイファイはレターズ・トゥ・クリオやヴェルーカ・ソルトでドラムを叩いていたステイシー・ジョーンズがギター&ボーカルに転向し、中心となって結成されたボストン出身のバンド。元々はビールを飲みながら、チープトリックなどを演奏して遊ぶカバーバンドだったそう。 ところが、偶然にもプロデューサー、ボブ・ロックに出会ったおかげで、お遊びバンドからプロフェッショナルバンドへ。2001年出だされたファーストアルバムは、PVで80年代ヘビーメタルのイメージを押し出した「Flavor Of The Week」がラジオヒットして、アルバムもゴールドディスクに輝き、スマッシュヒットします。 2003年に出された2作目「The Art Of Losing」は、アダム・アントにヒントを得たグリッターなリズムが印象的なアルバムタイトルトラック等とともに、前作以上にパンキッシュで、さらに彼らのハードな一面を繰り出してきた作品でした。ところが、ここからはヒット曲が出ることもなく、アルバム自体も前作ほどには話題になることはありませんでした。(バンド側の言い分によれば、セカンドアルバムはほとんどプロモーションされなかったのだそう。) バンドは契約していたメジャーレーベルのアイランド/デフ・ジャムからドロップさせられたものの、レーベルなしでもバンド続行に意志を固め、ロスに場を移し、自分たちでスタジオレコーディングを開始。この時期に脱退してしまったドラムの穴は、元はドラマーだったステイシーが埋めます(現在はもう後釜のドラマーが加入しています。)。それをプロデューサー、ブッチ・ウォーカーに渡して、アルバムを完成。 AHFの3枚目の作品「Hearts On Parade」は、日本盤が去年の7月にリリースされ、北米ではその後になって、マーベリックと契約して、今年の春にリリースされました。 「僕は毎アルバム、違うサウンドやスタイルで実験していこうとするのが好きなんだ。それがより良いレコードやカタログを生み出すと思うよ。誰が毎回同じレコードを出すのを欲しがると思う?ビートルズやストーンズ、ジョー・ジャクソンやエルヴィス・コステロは絶対にそういうことはしなかったよ!僕たちと彼らを比べることはできないけど、彼らは僕たちのヒーローなんだ。」 こうして語るミュージシャンは多いけど、今回のAHFのアルバムは、実際にそのことを実践し、達成した良質な作品だったと思います。端的にその中身とその印象を言うと、今回の彼らの作品は、これまでのハードな一面とは異なる、ソフトで、広くポップな側面を打ち出した作品になりました。 こうした方向転換は賛否両論を生みやすく、いわゆる「問題作」となりやすいわけで、まぁ、僕はオフィシャルサイトに公開されたフル試聴をなんとなく聴いた時は、単純に個人的に好きなポップ感だったので、今までとは違うけど、これは良いね!と、すごく良い印象を得ていたのだけど、いざこうして手に入れて、きちっと聴いてみると、初めの2、3回を聴いたとこでは、やはり前2作の力強く打ち抜いたサウンドっていうのが、頭の裏側で付きまとってね。強くこびりついたイメージって怖いね。どうも頭が固くなってしまっていけない。でも、何度か聴いてみると、とても親しみやすく、ラブリーな作品に思えるようになって、今や何の疑いもなく、彼らの作品として代表できる好盤だと思ってて。しゅかわっわー、しゅかわっわーって感じで(「Hell yeah」より)、染まってますよ。(笑) 意外に驚いたのが、僕ね、ステイシー・ジョーンズって、悪く言えば、そんなにバラエティさを出せるほど、幅広い音楽の教養の持ち主ではない、良く言えば、一本気なとこを作品に注入していく人なのかなぁと思ってて、まぁ、いわゆるチープトリックやキッスなんかに代表されるハードロッキンな部分とパンキッシュでパワーポップな部分の間を抜けていくような、悪い言い方をしてしまえば、そんな狭いとこを狙った音楽を筋にずっと通していくことに魅力を出していく人なのかなー、って勝手に思ってて。ところが、このアルバムの蓋を開けると、聴いてわかるとおり、それまでの70'sや80's趣味の音楽アプローチの仕方が明らかに大分違うわけです。 そりゃ、プロデューサーのブッチ・ウォーカーの器用さが出たんだよ、最初は思ったんです。彼自身のソロアルバム、このアルバム、あと部分的にボウリング・フォー・スープもそうだけど、これらを並べると、なんだか似通った、一貫したものを感じるので、そのせいだな、と思って。 でも、ソングライティングからレコーディングまで自分たちで完成させてるとこをみると、一概にそうとも言い切れないな、と思い直し始めて。今までそんな片鱗も見られなかったソウルっぽさとか黒っぽさ、あとレゲエとか、決して深いとこを突いてるわけでもなくて、そういう形を借りてるのみって感じではあるんだけど、ソングライターであるステイシーは特別1つに固執わけでもなく、意外に器用に動くのだな、と。 考えてみれば、前作のアルバムタイトルトラックのあのアイディアが代表例のように、これまでのその他の曲に関してもよくよく聞き返してみても、決して狭いイマジネーションのみで働いている人とは言い切れないわけで、思い違いをしたな、と反省しました。 まぁ、でもあれですよ、このアルバムが仮にまた前作に引き続き同じような作品であったならば、やはりもう次のアルバムとか買わなかったでしょうな。余程のヒットチューンがなければ。これが本音ですよ。先ほどのステイシーの考えとその実行が見事当たったわけです。今作品は、バンドとして次の作品に繋がる作品を作ったと思います。こうなれば、次がどんな作品になるか、楽しみですもの。ブッチの「Letters」なんかもそうだけど。人の興味ってわがままで勝手だからさ。(笑) 前作のレビューの時に、「年だからこういう若者向けの元気っ子ロックが辛くなってきてるわけで・・・」と書いてて(苦笑)、今回はあんな掛け声のようなコーラスとドカドカドラムが鳴ってるサウンドプロダクションではなくて、正直ホッとしたのが個人的好感触の要因の1つでもあるんだけど(苦笑)、もう1つ大きな要因として、AHFらしさがしっかり残されてるってことで、あれ?さっきと言ってることが違うじゃないか?と思うかもしれませんが、メロディの流れや入って行き方がやっぱ作風が変わってもAHF印なんですよね。そこが彼らの最も大事な、今回のアルバムの生命線となった部分だと思うんです。中にはそこにも評価が分かれてしまうかもしれませんが、音の鳴らし方を変えれば、しっかり前作のようになると思うんですよ。いや、メロディのライティング能力がまた向上したから、前作を超えてたかも。メロディが軟派過ぎる?(笑)・・・そう、そして激ポップでラブリーですよ。だからこのアルバム好きなんですよね。全然憎めなくて。 *こちらでは、ブッチ・ウォーカーとアメリカン・ハイファイを交えたライブ映像が数曲観られます。ページ情報にあるリンクを見てもらえば、ほとんどブッチの曲で、「Hell Yeah」は今回レヴューもしたAFHのアルバムの曲です。どれも必見。ブロードバンドでも少し重いので、待つ時間が必要ですが、マックにも優しいページになってます。(笑) 僕は初めてブッチのパフォーマンスを観てたのですが、この人はオーディエンスへの煽り方が上手いと、噂には聞いてましたけど、なるほどねぇ・・・。オーディエンスのノリ方も最高だけど(笑)。結構、演奏に陶酔してしまうとこもありながら、魅せるパフォーマンスもする方みたいですね。「Every Monday」なんか観るとね。「Freak of the week」でジェスチャーをしながら歌い、さりげなく、ピックをぽいっと上に投げ、それを取るとこがツボでした。この曲の歌い出しもそうだけど、この人は役者ですね。 「Butch Walker on The OtherSide」では、ブッチのこれまでのキャリアも総括したインタヴューが観られます。最後には、プロモビデオとシンクロさせた「Mixtape」の弾き語りライブは圧巻。あのPVは好きなんですよ。 |
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すごい時代になったものだ。
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- 2005/09/02(Fri) -
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*こちらでティーンエイジ・ファンクラブのライブブート音源がダウンロードできます。曲名に合わせるとダウンロード可能です。全部で76メガ。フリーダウンロードソフトがあれば、ダウンロードも楽じゃないですかね。期間限定だそうなので、ダウンロードされたい方はお早めに。こんなことは滅多にないので、この機会に是非。オフィス・グラスゴーさんに感謝。
世界各地からの音源が集まったものですが、この並びには意味があって、TFCのベスト盤「4766Seconds」と同じ曲目、曲順なんですね。もう2、3枚、同じくらいのレベルのベストが作れるTFCからしたら、別にベスト盤だからってことでもないんですけど、つまり、これは当然「名曲か、代表曲しか入ってない」わけで、とてもおいしいものになっています。 どの曲も総じて大体出来の良いブート音源で、「Star Sign」と「Hang On」は、今となってはとても珍しいアコースティック・アレンジのもの(少し演奏にまずいとこはあるけど(苦笑)、原曲と全く表情の違う「Hang On」の方は秀逸。)、「The Concept」はやはりファンが選んだだけあって、当然、超カッコ良すぎる「The Concept〜Satan」雪崩れ込みヴァージョン。優しい曲調で、優しいハーモニーを聞かせてくれる最近のTFCのイメージを持ってる人には、この「The Concept」や「Everything Flows」などを聴くと、すごく驚くかもしれませんが、昔はアメリカのダイナソーJr.などと名を連ねて、ものすごい轟音を鳴らしていたギターバンドだったので、こういう曲もあるのですよ。録音状態の良さもありますが、「Everything Flows」はやっぱ圧巻。後半のインスト部分の高揚感がたまりませんね。 日本からの音源もあって、驚くのはついこの間のサマーソニックでのライブの音源があることですね。東京では「Sparky’s dream」、大阪では「Your love is the place I come from」。それから、前回来日時の赤坂ブリッツ公演からベスト盤の新曲だった「Empty Space」。 *ついでなので、このサイトについても書いておきましょうか。最近はものすごい時代になったもので、ハードディスクの大容量化のせいもあるんでしょうが、前述のTFC同様、合法か非合法化かはともかく、ブート音源はもうオンライン上にあるわけですよ。 この紹介するサイトは、そのブート音源の王者というか、ものすごい数のライブ音源が集まっているサイトで、もう残念なくらいに(笑)、タダで手軽にダウンロードできてしまいます。ほとんどの場合は、インディーズか、ローカルミュージシャンですが、中には立派な方(笑)もいらっしゃいます。後でお暇な時にでも端から眺めていって、探して楽しんでみてください。 さすが、というか、日替わりで演奏が変わってしまうグレイトフル・デッドやストリング・チーズ・インシデントのようなジャム系バンドは膨大なファイル数が登録されていて、いくらキャリアが長いとはいえ、グレイトフル・デッドなんかは2892ものコンサートが登録されてます。デッドヘッズ恐るべし。お暇な方は1965年からどうぞ。(笑) うちのブログ的には、デヴィッド・ミード、デス・キャブ・フォー・キューティ、トラッシュキャン・シナトラズ、エリオット・スミス、ジェイソン・ムラーズとか辺りになるんでしょうか。ベン・リーとかも結構良かったですよ。 *そういえば、ドイツのギターポップバンド、サブターフュージって何やってるのかな、と、オフィシャルサイトに行ってみると、なんと新作が出てたことが判明。ドイツ語なので、詳しいことはわからないけど、とにかく出てる。・・・しかも、日本には入ってきてない(涙)。前作は日本盤まで出てたのに。仕方ないので、試聴で新作をチェックしつつも、前作からのシングル「Silly girl」のPVを鑑賞。 *メイが12月に嬉しい来日。そろそろとは思ってました。フルステージだから、新作を通しでやってくれたりしないかなぁ。もしやってくれたらヤバイかもで、アンコールで、ファーストから何曲かって。 それにしても4500円とは有難い。しかもドリンク付でその値段だから、実質4000円・・・やっぱクラブはそのくらいの値段じゃなきゃね。努力していただいたのかな。 *日本のドリンク付制度って不思議だと思うんだけど、やはりそれは結果的には苦肉な策だよね。 北米のクラブ行ってて、よくわかったんだけど、向こうの人たちは、どうもクラブってお酒を飲みに行くとこっていう意識が強いような気がするのです。クラブの構造自体も、半分レストランみたいになってて、食べ物も食べられるようにテーブル席も普通にあるし、飲み(食い)があって、それからライブがあるという感覚。しかも、高い確率でみんなお酒をよく飲むし、カウンターの店員もとても忙しそう。クラブがしっかり自発的に商売してて、活気もある。それに、カウンターに行かなくても、女性の店員さんがお盆を持って、ウェイトレスさんみたいに、何かご注文は?と、聞いても回ることも多い。ドリンクの値段は日本のクラブとそれほど変わらず、大体同じだと思う。 で、買ったお酒を片手にひたすら談笑。お酒を通してのお客さん同士のコミュニケーションの場、としてのシステムが完全に確立してる。前座が始まっても、構わず談笑っていうのも少なくないくらい。そんなだから、たまに前座バンドを観てて少しかわいそうになることもある。日本に来て、日本のオーディエンスはすごく熱心だ、と言って、思わず日本贔屓にしてしまうのもよくわかる気がしてしまう。まぁ、そういうバンドも箱バン的なそういう空気なのはわかりきってるみたいだけどね。もう良いから楽しんでやってくれーみたいな(笑)。でも、向こうのオーディエンスが偉いと思うのは、いくら誰も知らないようなローカルバンドが前座でも、曲が終わると、必ず声が上がって、拍手もしっかり起きる。向こうの人たちにとっては、形式的なものといえば、形式的なものなのかもしれないけど、そこがすごく礼儀正しいっていうか、律儀なんだよね。(笑)・・・まぁ、それはいいとして。話がずれたし。(苦笑) それに比べて一方の日本のクラブハウスは一にも二にもまずライブありき。クラブの設備自体もその空気が強いし、取りあえず、飲み物とかどうでもいいから、最初からステージ前にしがみ付いて、ライブを観る。そこに注意が一番に行く。ドリンクを頼むのは限られた人たちだけ。まぁ、そういう真面目な国民性だからといってもいいんじゃないかと思うんだけど。 ただ、そうなってしまったら、クラブとしては堪らない。なぜかと言えば、呼び屋から払われた場所代だけでは当然やっていけないから。クラブは場所を貸して、そこでやってきたお客さんからの収益で経営してるわけであって。でも、それが日本ではなかなか成り立ちにくい。ライブだって毎日あるわけじゃない。 もちろん、客としての言い分もある。たった1回の1バンドしか出ない、たった1時間か1時間半かの公演に、呼び屋に6000円も7000円もの高い金を払ってるのです。その上、ガバガバ酒飲んで遊んでたら、交通費も含めて、1回のライブにつき、下手したら1万円してしまうかもしれないという恐怖がある。しかも、今やたくさんの外タレバンドが来るものの、北米のように、1年の間に2回も3回もやってこない。1回における価値が明らかに高い。1回見逃したら大変だ。そんな状況の上に、また他にもいろいろ来るし、そんなに1回にお金はかけられないよー!という現実。 かといって、呼び屋としての立場は、やはり日本という地理的な立場と踏める公演の数が日本国内だけでは限られるので、どうしてもチケットが高騰するという立場を突き通している。それが現実でもあるんでしょう。それでも一時期に比べたら、結構努力して勉強してる気はするけど。こうやって、4000円のチケットも売ってるわけだからね。・・・まぁ、それでチケットの値段が下がっても、ドリンクのオーダーが増えるのか、ということはさておき。(笑) だから、そこで板ばさみになってしまったクラブ側の苦肉の策として、客が飲むか飲まざるか関係なく、システム的に全員からドリンク代を徴収するという強制的な立場を取らざるおえなくなってしまった。このシステムは昔からあったわけではなくて、ここ10年くらい?の話なんだよね。だよねぇ? そんなシステムも仕方ないけど、もっとお客さんがクラブでリラックスできて、思わずサケ!って言ってしまいそうな画期的なアイディアが(何じゃそりゃ。/笑)やはり必要なのでは?とも思うんですけどねぇ。大体、実際クラブに対する印象って、場所が場所でしかない感じで、キャパが広いか、狭いかくらいの印象しかないと思うんですよね・・・どうですか?それを短い時間であれ、例えばこれ、すごく大げさだけど(笑)、フジロックとかみたいな吸引力とくつろぎを小さなクラブで表現するにはどうすればいいんだろう?的な発想も(例えが悪いなぁ。/苦笑)、ちょっとだけでもいいから欲しいような気がします。 そういうこともないから、「クラブ側」「施設側」から受けるサービス意識が全くお客に芽生えず、何で500円も払わなきゃいけないわけ?って感じの、「余計に」という被害者的な意識が募るわけで、なんだか釈然としないものが残ります。 僕はどのライブでも、クラブがどうとか関係なしに、少なくても必ず1杯はビールを好きで飲んでますけどね。(笑) |
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*90年代の前半、暗いながらも、素晴らしく美しいシューゲイザーサウンドを展開していたスローダイブ。
洋楽のよの字も知らなかったウブな僕にモトリー・クルーを教えてくれたのは、例のハードロック家庭教師の紹介によるものなんですが(僕は学生時代あまりに頭が悪くて、心配した親が家庭教師という贅沢なものをお与えくださって、それが洋楽ハードロック好きだったという、火に油を注ぐ結果に。/笑)、まず誰もがやる間違いで、初めてバンドショットを見て、「いやいや、この人がドラムでしょう・・・・ミック・マーズっていう人が。」。彼を誰もギタリストだとは思わないでしょう。(失礼)
あまりに速いので、アルバム1枚10曲29分という、スラッシュメタル史上、最速ラップで駆け抜けていきます。特にそのリズムの要を担うデイブ・ロンバードのドラム叩きの速さは圧巻で、今でこそ、さらなるハードさと速さをこなせるドラマーの名前は挙がりますけども、このアルバムが出た当時の86年という時代背景等を考えると、その衝撃たるや、想像もつかないほどのものだったでしょう。

