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リロード。
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- 2004/05/26(Wed) -
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Loaded - Velvet Underground
これは70年にリリースされた、事実上ベルベッツのラストアルバム。ベルベッツっていうと、やっぱ反社会的で、かつ混沌としてて、退廃的で病んだイメージっていうのがあって、どうもちょっと手を出しにくい感じだったんだけど、インターネットラジオでこのアルバムの1曲目の「Who Loves The Sun」を聴いて、あれ?これだったら聴けるじゃん!これなら全然好きじゃん!って思って。で、調べてみると、その曲だけ聞きやすいってわけでもないみたいだったので買ってみたら、これが思いもよらないないほどすごく良かったっていう。このアルバムフ頃のベルベッツっていうのはもうバンドはほとんど崩壊してたらしく(初期に在籍していた主要メンバーも相次いで脱退していた。)、このアルバムもいわゆる「契約消化アルバム」だったみたいで、あんまり良いイメージを持たれてないみたいだけど、聴きやすい内容のせいか、中には彼らのアルバムの中で一番に挙げる人もいるみたいで。目立つのは超有名なあのバナナのジャケだけどね、やっぱ。 とはいっても、彼らが存在していた頃というのはイギリス本国ですら商業的には全く成功していなくて、一部のマニアが好んで聴いていた程度のものだったらしい。事実、本国ではない日本なんかでは全く彼らのアルバムはリリースされることなく、ギタリストのルー・リードのソロが当たってから、「今成功しているルー・リードがいたバンド」としてリリースされたのが最初だったそうだ。それほど知られることもなく、ひっそり解散していったのだろうか。今、これだけ影響を受けている人たちがゴマンといるのにねぇ。 すでに崩壊寸前だった彼らの最後のアルバムはルー・リード主導でアルバム製作が行われたそう。その音楽的方向性はルーのソロに引き継がれ、それがやがて成功に導かれた。そんな感じだから、聴きやすいのかな?初期のベルベッツファンがよく言う、「メンバー同士の驚異的なエネルギーの衝突」もなく、ポップなメロディが充実していて、かつロックンロールもしていて、サウンドは昔の音だから、今の人が聴くと、リラックスできる、なんとも聴き心地の良いものになっている。聴いていて、やっぱこういうのって良いなぁ、昔のロックアルバムも持ってくれば良かったなぁ、と思った。ちょっと後悔。でもいいか、このアルバムがあるから。 前のアルバム3枚を聴いてないから、このバンドがどういう意識を持って音楽に取り組んでいたのか、そしてそれはどう変化していったのかっていうのは、このアルバムを聴いてるだけじゃほとんどわからないけど(しかもリアルタイムでもなくて、後追いだし。)、このアルバムは好き。 これがホームステイにいる「フジ」という名の猫。アウトサイダーなので、あまり人に迎合してきません。全然鳴かないし、いつもどこにいるのか分からない。たまに遭遇して、相手にしてもらえると嬉しさ2倍です。(笑)家族には賢い猫として市民権を得ています。 |
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3枚。
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- 2004/05/24(Mon) -
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Songs About Jane - Maroon 5
これもてるおくんのオススメ。(多分。/笑)彼が買ったのを知って彼らの存在を知った。米西海岸の5人組のデビュー作。驚くべきはこのバンドの前身バンド名はカーラズ・フラワーズだったということ。カーラズ・フラワーズは西海岸発の4人組高校生バンドで、超が付くほど直球パワーポップをやってて、97年に1枚だけアルバムをリリース。(去年のちょこにも収録。)その後学生生活に戻った彼らはギタリストをもう1人加え、バンド名もマルーン5に改名。バンドの音楽性の方もソウルやR&Bに多大な影響を受けたロックバンドへとかなり劇的な変化を遂げていきました。カーラ・フラワーズではあんまり売れませんでしたが、このデビューアルバムは北米や英国などではずいぶん売れてるみたいです。本国では100万枚以上売り上げていて、現時点で54週間もビルボードにランクインしています。(最高位は7位。現在33位。)ここバンクーバーでもずっと店頭出しされていて、カナダでもゴールドディスクになったようです。 カーラズ・フラワーズのあのアルバムから6年も経過してリリースされたこのアルバムですが、聴いてみると、音楽の種類が変わった云々とは別に、とにかく想像してた以上に個々の能力や楽曲センスが飛躍的にレベルアップしたのに驚かされます。そして、メロディのセンスも以前と変わらぬまま持ち合わせているし、素人感覚でもこれは良い!って必然的に思える作品になってます。素直に、これってかっこいいじゃん!?って、単純に、イケてるアルバムじゃん!?って思えちゃう。これは売れて当然かも。それにしてもボーカルくんがこんなに器用にソウルフルに歌える人だったとは。 Let Go Of Your Bad Days - Salteens やっぱこういう、外国に来て住んでみると、地元バンドってどうなのかな?ってやっぱり思うんですよね。ちょっとした郷土愛なんか芽生えちゃったりもして。(笑)最も有名なバンクーバー出身のバンドは洋楽ロックファンなら誰でも知ってるニッケルバックなんですが、それじゃあつまんない。(笑)んで、個人的に好きなギターポップバンドで探してみると、バンクーバー出身のバンドがいたんだけど、このソルティーンズもそのうちの1つ。これはセカンドアルバムで、日本でも日本盤がしっかり発売されています。 このバンドは以前にファーストアルバムがリリースされた時に日本でも一部のギターポップファンの間では少し話題になってたので、もうすでに知ってはいたんだけど、バンクーバーのバンドだとは知らなくて、たまたまヴァージンで観て回ってた時、カナダバンドのアルバムが入ってた試聴機のとこにこのアルバムがリリース直後で入ってたみたいで、え、これってあのソルティーンズ?えー!あのバンドってバンクーバー出身なの!?って一人で勝手に盛り上がってしまって。ジャケットがきれいな写真だったんで、思わず買ってしまいましたよ。(なんかまぬけ。) こちらもうほんとキラキラした感じの気分爽快ギターポップって感じで。からっと晴れた日に頭も使わず、ウキウキしつつも、スカッと聴きたい1枚。10曲30分以内だし。あっという間です。もうこの手のキラキラポップが好きな人は問答無用で好きでしょうね。安全印です。僕もあんまり考えずに買ったけど、すんなり気持ち良く楽しんじゃったしね。理屈なんて要らなくて。それくらい素直で裏切りもなし。スウィートな世界です。 この地にもこういうバンドっているのかぁ、って思いましたね。(笑) Indiana - David Mead ロンセクの前作に代わって、今、寝る前のお供になっているアルバムがこれ。ニューヨークのシンガーソングライターのデヴィッド・ミードの最新作の3枚目。日本盤はまだ発売になってないようですが(かなり遅れてるみたい。)、輸入盤はいっぱい入ってきていると思います。彼はファウンテン・オブ・ウェインと繋がりがあって、前作ではFOWのアダムがプロデュースを手がけていて(今回は違う。)、そしてFOWの日本公演の前座として彼は登場しました。そこで素晴らしい弾き語りショウを見せてくれたのは、やかましにも書いた通り。 そこで、新曲も披露されたのですが、それがこのアルバムに収録されているタイトルトラックだったそう。相変わらず、良い曲を書くなぁとそこで思ったのだけど、今回のアルバムはバンド音楽だった前作から一転、アコースティック楽器を用いた、全編落ち着いた雰囲気に包まれた「歌のアルバム」となっています。そうすることによって、彼の持ち味である心地良く美しいメロディと、これまた彼の持ち味である伸びやかなファルセットヴォイスがなんとも美しく、素敵に、全体から浮き立つ格好になっています。これがどうにもこうにもたまりません。 もう素敵すぎ!良い音楽だぁー!いつまでも聴いていたい。これで安眠保障。(笑) |
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Ron & PP
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- 2004/05/20(Thu) -
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Retriever - Ron Sexsmith
カナダ出身のシンガーソングライターの1年半ぶり6枚目。この1年半の間にはB面&レアトラックアルバムもリリースされているので、かなり早いスパンで作品をリリースしていることになります。今回もどこを切ってもロンセク節で、なんら変わることなしの安全印。もう1つのブランドにすらなってますね、この人の場合。前作と同様、ロンドンレコーディングで、前作と同じプロデューサーを起用。 ただ今回は前作が少し落ち着いた作風であったこと、そしてエレクトリックなサウンドも施されていたことへの反動か、今回はちょっとノリの良い生ロックバンド的な要素が強く、聴いてると、上質なギターポップバンドのアルバムって感じがします。前作がすごく好きだったので、あの落ち着いた感じとか、あの浸れる感じとか、あのサウンド感覚が欲しいなぁって思うこともありますが、でもまぁ、これはこれで全然あり。やっぱこの人の声って聴くと身をゆだねたくなるし、メロディがとっても良いので、多少形が変わっても、絶対的評価は良いまま変わらず。 こういう音楽って、何歳になっても聴いてられそうだから良いですよね。使い捨てな感じがしない。あんまりすごく爆発的な人気を得るとは考えにくいけど、好きな人はずっと彼の音楽を聴き続けられるでしょう。 やっぱ彼はカナダの人ですからねー、もうこっちでは出た途端、彼のアルバムはばんばん店頭に並んでましたね。日本では地味な存在なので、なかなかそういう風にはなりにくい商品なんだけど。あとは早く生で観てみたいですね。今回のツアーはやっぱバンドぉー!って感じなのかね? Phantom Planet/The Guest - Phantom Planet ファントム・プラネットはアメリカ・ロサンゼルスから出てきた5人組。今年の初め、てるおくんがCDRでおススメをくれたんだけど、そこで大プッシュされてたのがファントム・プラネット。タイミングが良いことに、新譜が出るのを機に、前作の「The Guest」をボーナスCDにした2枚組のやつが出て。ちょっとラッキー。このバンドはちょっと他のバンドにはない珍しさがあって、お父さんお母さんが有名人とかだったり、音楽以外の芸能活動をやってたりするメンバーがいたりする、バンド音楽以外でも華やかな人たち。もうすでに脱退してしまったドラマーのジェイソンっていう人は映画界のケネディ家ともいうべきコッポラ・ファミリーの一員。お母さんも女優さんだとか。このドラマーくんはバンド結成発起人であるにも拘らず、脱退理由も「俳優業に専念するため」。ベースくんは、存じ上げませんでしたが、ジョン・ファラーという有名なソングライターの息子さんだそう。ボーカルくんはモデルも兼業していて、GAPのCMにも幾度かどかーんと登場したとか。まぁ、身の回りはかなり派手なバンドなんです。 でも、それで音楽がお座なりになってるかというと、全然そうじゃなくて。高校生にして、ゲフィンと契約しちゃうだけのことはあって。だって、普通に曲が良いんだもん。60年代的なメロディ使いでグッとキュッときちゃう感じで。ボーカルも演奏もしっかりしてるみたいだし。決して二足のワラジバンドと思えない。片手間な感じは全くない。これも才能なんだろうね。 しかも、3枚目となる今回のセルフタイトルの新譜。思いっきり化けましたね。それまではものすごくポップできれいなメロディを心地良く演じていたバンドだったのに、ざらついたローファイ的な音触りになって、ずいぶんと音が生々しくなり、それでいて随分とまぁ挑戦的な勢いのある流れに。ガレージ色が色濃くなった。ギターはジャカジャカ、時にはギーギー言ってるし、マイブラの影響も。ベースの音やバスドラの音は音が太いもんだから、ぼっこぼこ飛んでくる感じになってし。・・・この急激な音楽性の変化はファンも驚くでしょうねぇ。でも、これはとても良いです。コンパクトで聴き疲れもないし、やりたいことも明白。プロデューサーのクレジット見たらデイブ・フリッドマンだったし。はぁ、なるほどって思った。彼らの楽曲センスのおかげで、彼のプロデュースも生きてると思う。(ところで、自分のバンドのマーキュリー・レヴはどうなったのかな?) その化ける前の作品である2枚目の「The Guest」は、また別次元で素晴らしいだよね。素敵なメロディに包み込まれる。この人たちって、こんなに良い曲書けるんだぁ・・・と思わず心が緩む。あんまり西海岸のバンドぽい感じはしないけど、どこまで聴いても次々と良いポップメロディが飛び出すアルバム。プロデューサーはミッシェル・フルームとチャド・ブレイクのゴールデンコンビか。さっきのロン・セクスミスが以前にずっとプロデューサー起用してた人たちです。 違う次元でそれぞれこんなに良い感じで2枚のアルバムが1つで楽しめるなんて、これってかなりおいしい!って思ってしまった。 |
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Owsley came back!
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- 2004/05/17(Mon) -
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音楽はこっちに来てから聴くのを止めました。嘘です。聴いてます。(i-am-iさんちっくに言ってみた。)でも、全然こっちに来てから、テレビもラジオも雑誌も観たり聞いたりしてない状態なので、ちょっとしたウラシマ状態?で。インターネットが出来てるから、何とかなってるけど。まぁ、初心に返りつつ・・・とか何とか言ったりして。
Guilt Show - The Get Up Kids アメリカの4人組エモバンドの4枚目。このバンドはエモパンクの第一人者的なバンドなんだけど、ここ2,3年、この手のエモパンクバンド群の音楽の形が徐々に模索、変質傾向にあって、新たなエモロックの定義を作り出そうとするバンドが増えてきましたよね。このバンドも他に漏れず、前作ではかなりの意欲作、冒険作だったようです。(聴いたことはあるけど、僕は持ってない。)そんで今回の作品なんですが、今回は少し以前までの勢いを取り戻した様。かといって、エモエモしてるかというとそうでもなく、もっと良い意味で普遍的になっていったような感じがあります。彼らなりにポップに踊っていくメロディラインもどっちかと言うと、ギターポップ・パワーポップ的な匂いも強く、そのおかげで僕には非常に親近感を感じられました。そしてこのバンドのソングライターはほんとに素敵なポップメロディメイカーで、もしこのアルバムを聴いたら、そのことにかなり驚かされることでしょう。 エモ云々の枠に縛られず、良い音楽を聴かせるために一歩一歩考えながら確実に前進してきた足跡を感じられる、良質なポップロックアルバムだと思います、単純に。 Start Something - Lostprophets イギリスのへビィロックバンドの2枚目。これはなかなかの痛快作品。気持ち良くスカッと聴ける好盤です。・・・っていうか、ロストプロフェッツってこんなにわかりやすかったっけ?(笑)もっと変わった感じの印象を持ってたんだけどなぁ。でも、この作品おかげで、彼らは多くの支持を得るかもしれない。今風のバンドってことで尻込みしてしまう人も多いかもしれないけど、このバンドは全然そんな感じじゃなくて、むしろ随分パンキッシュな部分を持ち合わせてると思うし、色んな意味で80年代的な匂いもかなりするので(聴けばわかる。)、きっとそんなに人たちでも拒絶反応は起きないと思う。んでもって、このアルバムの曲はキャッチーなメロディに頼った、わかりやすく走ってる曲が多いので、特にすんなり入り込めると思う。 ただ、本音を言うと、もっとひねってもいいかなっていうか、もっとアクがあっても、もっと個性的で独自性があってもいいかなっていう気もしてて。少し物足りないかなって欲張りな感情も。もう1つ欲しかったような。 まぁ、もしサマーソニックに誰か行く人がいたら、観たほうが良いと思うよ。この痛快路線なら、きっと楽しめるんじゃないかな。 The Hard Way - Owsley オウズリーことウィル・オウズリーは、アメリカはナッシュヴィルのシンガーソングライターで、セルフタイトルのデビューアルバムは1999年にリリースされ、そのオウズリー流パワーポップアルバムで日本でもその筋のファンに知られる存在になりました。(ちょこ02にも曲を収録。)しかも、このアルバムでグラミー賞にもノミネートされたこともありました。(実際のセールスはいまいちか、まぁまぁだったと思うけど。/苦笑)しかし、その後ずっと全く新譜も出ることがなくて、いつ次は出るのー?とか言われ続けて、今回やっと4年半ぶりの新譜「The Hard Way」が出たわけです。このスローペース&超マイペースっぷりはやかましにも書いたことがある同じく良質なポップシンガーソングライターのブレンダン・ベンソンに似たとこもあるかな。もう、こんな安全印のアルバムもなかなかないって感じで。(ぷっ。)どこを切っても完璧にオウズリー印で、全く奇をてらってなくて、どこまでもマイペースで、どこまでもその素直で素敵なポップメロディに、ずーっと身をゆだねたくなってしまいたくなるような。やっぱ好きですね、この手のものは。いつになったら飽きるんでしょう?(笑)隠しトラックとして、ポール・マッカートニー&ウィングスの「Band On The Run」も収録。 |
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